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沖縄・八重山諸島に浮かぶ小浜島(こはまじま)は、サトウキビ畑とエメラルドグリーンの海が広がる、のどかな離島です。大型リゾートホテルも整備されており、自然の中でゆったりと過ごしたい人から、マリンアクティビティを楽しみたい人まで、幅広い旅行者に人気を集めています。
「小浜島に行ってみたいけど、どうやってたどり着けばいいの?」「フェリーしかないって聞いたけど、料金や時間はどのくらい?」「島に着いてから、どうやって移動すればいいの?」こういった疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、小浜島へのアクセス方法をステップごとにわかりやすく解説します。フェリーの料金・時刻表はもちろん、島に着いてからの移動手段、旅をより楽しくするおすすめスポット、さらに事前に把握しておきたい島の生活情報もあわせてお伝えします。
はじめて小浜島を訪れる方でも迷わず旅の計画が立てられるよう、必要な情報を一つにまとめました。ぜひ旅づくりの参考にしてください。
目次

「小浜島に行きたい」と思ったとき、まず知っておいてほしいのが全体のルートです。
出発地から小浜島に到着するまでにはいくつかのステップがあります。それぞれの移動にかかる時間や手段を把握しておくと、旅のスケジュールを立てるのがぐっとスムーズになります。
結論からいうと、小浜島には空港がありません。
飛行機で直接小浜島へ向かうことはできないため、必ずフェリーを使う必要があります。
フェリーは石垣島にある「石垣港離島ターミナル」から出ています。そのため旅のルートは「まず石垣島まで飛行機で行き、そこからフェリーに乗り換えて小浜島へ向かう」という2ステップが基本です。
石垣島への直行便は、羽田・成田・関西・中部・福岡など主要空港から出ています。LCC(格安航空会社)を利用すれば航空券をおさえられる場合もあるため、旅の日程が決まったら早めに航空券をチェックしておくのがおすすめです。
なお、石垣空港の正式名称は「南ぬ島 石垣空港(ぱいぬしま いしがきくうこう)」といいます。2013年に新しい空港として開港し、旧空港よりも滑走路が長くなったため、より多くの路線が就航するようになりました。旅行の繁忙期はフライトが混み合うため、航空券は2〜3ヶ月前から予約しておくと希望の便を取りやすいです。
都市部から小浜島へ向かう場合の基本ルートは、以下の3ステップです。
① 自宅・都市部 → 石垣空港(飛行機)
② 石垣空港 → 石垣港離島ターミナル(バスまたはタクシー、約30〜40分)
③ 石垣港離島ターミナル → 小浜港(フェリー、約30分)
石垣空港からフェリー乗り場まで30〜40分かかるため、フェリーの出発時刻に余裕を持ったスケジュールを組むことがポイントです。
フライトの遅延や空港での荷物受け取りに時間がかかることも考えて、乗り継ぎ時間は最低でも1時間以上確保しておくと安心です。
空港から石垣港離島ターミナルへ向かう際は、カリー観光の直行バスを利用するとスムーズです。バス乗り場は空港の国内線ターミナル中央出口を出て左側にあり、初めてでも迷いにくい場所にあります。運賃も比較的リーズナブルで、費用を抑えて移動したい方に向いています。
一方、タクシーを利用すれば、スーツケースなど荷物が多い場合でも快適に移動でき、出発時間を気にせず乗車できるのがメリットです。所要時間も読みやすいため、時間に余裕がないときにも安心でしょう。
それぞれに利点があるため、到着時間や荷物の量、旅のスタイルに合わせて最適な移動手段を選ぶのがおすすめです。
フェリーに乗るのは、石垣島にある「石垣港離島ターミナル」です。
石垣空港からはバスかタクシーで向かいます。カリー観光バスを使えば1本で行けて便利です。タクシーを使えばより速く着きますが料金は割高になります。
石垣港離島ターミナルの中にはフェリーのチケット売り場のほか、飲食店やお土産ショップもあります。フェリーの出発まで時間があれば、ターミナル内で軽食をとったり、石垣島のお土産を見て回ったりするのも旅の楽しみのひとつです。
チケットはターミナル内の各社の窓口で当日購入することもできます。ただし、繁忙期は窓口に行列ができることもあるため、事前にウェブ予約をしておくと当日の手間が省けてスムーズです。乗り場はターミナルの中で案内板が出ているため、初めて来た方でも比較的わかりやすい構造になっています。

小浜島へ渡る手段はフェリーのみです。料金・時刻表・乗り方のポイントなど、乗船前に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。
どの会社のフェリーを使うか、何時の便に乗るかによって旅のスタート時間が変わります。行き当たりばったりにならないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
石垣港から小浜島へのフェリーは、2つの会社が運行しています。
どちらも石垣港離島ターミナルから出発します。
八重山観光フェリーは運行本数が比較的多い時間帯もあるため、旅のスケジュールに合わせて選ぶと良いでしょう。一方、安栄観光フェリーはウェブ予約をするとWeb割引が適用されて運賃が約5%安くなるため、料金をすこしでもおさえたい方には事前予約がおすすめです。
フェリーの料金は2社でほぼ同じに設定されています。ただし、燃料価格の変動によって料金が変わることがあるため、最新の運賃は各社の公式サイトで必ず確認してください。
目安となる料金は以下のとおりです(2025年時点)。
| 区分 | 片道 | 往復 |
| 大人(中学生以上) | 約1,240円〜 | 約2,380円〜 |
| 小人(小学生) | 約630円〜 | 約1,200円〜 |
| 障がい者割引 | 約700円〜 | 約1,400円〜 |
日帰りではなく宿泊で訪れる場合でも、帰りの便の時刻は必ず事前に確認しておきましょう。夕方の最終便に乗り遅れてしまうと、そのまま島に泊まることになってしまいます。
フェリーは1日に数本〜10本前後運行されています(季節・曜日・会社によって異なります)。
早朝から夕方にかけて運行されており、最終便はおおむね夕方17〜18時台が目安です。
時刻は季節や曜日によって変わるため、旅行前に各社の公式サイトで最新の時刻表を確認することを忘れないようにしましょう。特に夏休み・年末年始・ゴールデンウィークなどの繁忙期は便が混み合うことが多いため、早めの事前予約がおすすめです。
フェリーに乗る際に、いくつか気をつけておきたいことがあります。
① 早めにターミナルへ向かう
フェリーは自由席のため、混雑する時期は並ぶことが多くなります。乗船開始の30分前にはターミナルへ到着しているのが理想的です。
② 酔い止めを事前に準備する
石垣港から小浜島への航路は外洋を通るため、海の状況によっては揺れることがあります。酔い止めは石垣港離島ターミナル内の売店「さがりばな」でも購入できますが、効果が出るまでに時間がかかるため、乗船の30分前に飲んでおくのが理想です。
③ 揺れが少ない席を選ぶ
船内では後方の座席が比較的揺れにくいと言われています。早めに並んで後方の席を確保しましょう。

小浜島の港(小浜港)に到着したら、次は島内の移動です。
小浜島には路線バスもタクシーもありません。そのため、レンタルでの移動が基本になります。どの移動手段を使うかによって観光の快適さが変わるため、事前に考えておくのがおすすめです。
島内の移動でもっともおすすめなのがスクーター(125cc以下)のレンタルです。
小浜島は周囲約16〜17kmとこぶりな島ですが、起伏があるため徒歩や自転車だと体力を消耗しやすいです。スクーターなら坂道もラクに走れて、観光スポット間の移動もテンポよくできます。
レンタル料金の目安は1日あたり約2,000〜3,500円程度(業者・時期によって異なります)。
スクーターを借りるには普通自動二輪免許または原付免許(50cc以下の場合)が必要です。免許を持っていない方はレンタサイクルを検討しましょう。
レンタルショップは小浜港の近くに複数あります。繁忙期は台数が少なくなりやすいため、事前予約をしておくと安心です。
スクーターで島をひとまわりする場合の所要時間は約2〜3時間が目安です。観光スポットに立ち寄りながらでも半日あれば十分に島内を回れるため、午前中に島を観光して午後のフェリーで戻る日帰りプランも十分に楽しめます。
免許がない方や、ゆっくり島の景色を楽しみながら移動したい方にはレンタサイクルという選択肢もあります。
ただし、普通の自転車だと坂道で体力を使ってしまいます。電動アシスト自転車を選ぶことで、アップダウンのある小浜島でも快適に走ることができます。
自転車で島を走ると、スクーターよりもゆっくりと島の空気感を感じられるのが魅力です。サトウキビ畑の中の道をのんびり進むだけでも、離島ならではのリゾート気分を十分に味わえます。
自転車で島をひとまわりする所要時間は約4〜5時間が目安です。
小浜島でのレンタカー利用は、あまりおすすめできません。
駐車場がない観光スポットが多く、道幅の狭い場所もあります。また島のサイズに対して車は少し大きすぎて、かえって不便に感じることが多いです。
複数人でのファミリー旅行や荷物が多い場合など、特別な事情がある場合を除き、スクーターまたは電動自転車のほうが島をスムーズに観光できます。

小浜島は「ホテルに泊まるだけ」ではもったいない、魅力的な観光スポットが揃った島です。
行き方を調べながら、どこを回るかも一緒に計画しておくと旅全体がより楽しくなります。ここでは特に訪れてほしい3つのスポットをご紹介します。
小浜島の観光スポットのなかでももっとも人気が高いのが「大岳(うふだき)展望台」です。
島の中央に位置するこの展望台は、標高約99mとそれほど高い山ではないものの、周囲をさえぎるものがないため360度のパノラマビューが広がります。竹富島・黒島・石垣島など周辺の島々と、エメラルドグリーンの海を一望できる景色は圧巻のひとことです。
展望台まではスクーターや自転車でアクセスし、最後は歩いて登ります。頂上への道は少し急ですが、上り切ったときに広がる絶景はその疲れを忘れさせてくれます。
天気の良い日は、光が差し込む午前中の時間帯に訪れると、海の青さがより鮮やかに見えておすすめです。
小浜島は、NHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001年放送)の舞台になった島です。
ドラマに登場した「こはぐら荘」のモデルとなった建物や、主人公が幼い頃を過ごした風景が今も残っています。ドラマのファンはもちろん、作品を知らない方が訪れても「昔ながらの沖縄の原風景」をありありと感じられるスポットです。
集落の中をゆっくりと歩きながら、のどかな島の雰囲気に浸るひとときは、小浜島ならではの体験です。
小浜島には複数のビーチがあり、透明度の高い海でシュノーケリングやマリンアクティビティを思い切り楽しめます。
なかでも「はての浜(幻の島)」は、小浜島発のツアーで訪れられる特別なスポットです。海の中に浮かぶ白砂の無人島で、満潮になると水没してしまうことから「幻の島」と呼ばれています。その非日常的な景色はSNSでも話題になっており、小浜島旅行のハイライトとして人気を集めています。
また、「星野リゾート リゾナーレ小浜島」や「はいむるぶし」のリゾートホテルが管理するプライベートビーチも美しく、宿泊者は特別な海辺の時間を楽しめます。

行き方や観光スポットと同じくらい、現地の生活環境を事前に知っておくことも旅をスムーズにするうえでとても役立ちます。
島ならではの独特な環境があります。「思っていたのと違った」とならないよう、出発前にしっかり確認しておきましょう。
小浜島の宿泊施設は大きく2種類に分けられます。
① 大型リゾートホテル
「星野リゾート リゾナーレ小浜島」と「はいむるぶし」の2つが代表的なリゾートホテルです。プライベートビーチ・プール・レストランなどが充実しており、ホテルの中にいるだけで小浜島の滞在が完結するほどの設備が整っています。
小浜島を訪れる旅行者の多くは、この2つのホテルに滞在することを目的にしているほどです。
② ゲストハウス・民宿
よりリーズナブルに泊まりたい方向けに、小規模な宿泊施設も複数あります。地元の方との交流が生まれることもあり、旅の思い出が深まりやすいのが魅力です。
どちらのタイプも繁忙期は早めに埋まりやすいため、旅の日程が決まり次第、すぐに予約を入れるのがおすすめです。
小浜島にはコンビニがありません。
食料や飲み物は港周辺のお店や宿泊ホテルで調達することになります。島内に飲食店はいくつかありますが、営業時間が短かったり定休日があったりする場合もあります。必要なものは石垣島にいるうちに購入しておくと安心です。
ATMについては、島内にゆうちょ銀行のATMのみ設置されています。他の銀行のカードでは引き出せない場合もあるため、石垣島の段階で現金を十分に用意しておくことをおすすめします。
小浜島のホテル内ではWi-Fiが使えることがほとんどです。ただし、島全体でフリーWi-Fiが整備されているわけではないため、ホテルの外では通信環境が不安定になることがあります。
大手キャリア(docomo・au・SoftBank)の電波は概ね通じますが、場所によっては弱いエリアもあります。地図アプリやフェリーの時刻表は、オフラインでも確認できるように出発前にダウンロードしておくのがおすすめです。

小浜島への行き方と、旅をスムーズに楽しむためのポイントをまとめます。
小浜島は、喧騒から離れてのんびりとした島時間を過ごせる、特別な場所です。大型リゾートでゆっくり過ごすのも良いですし、スクーターで島をひとまわりして自分だけのお気に入りの景色を探すのも良いでしょう。
「行き方がわからなくて不安だった」という方も、この記事を読んで全体のルートが頭に入ったのではないでしょうか。あとは旅の日程を決めて、航空券・フェリー・宿泊の予約を進めるだけです。
小浜島での時間が、あなたにとって忘れられない旅になることを願っています。
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