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石垣島は青い海のイメージが強いですが、実は亜熱帯のジャングルや絶景の山々が広がる、トレッキング天国でもあります。
「初心者でも登れるの?」「どんな服装で行けばいい?」「ツアーって必要?」など、はじめての石垣島トレッキングでは気になることがたくさんありますよね。
この記事では、石垣島のおすすめトレッキングスポットから、コースの選び方、服装や持ち物、ツアーの楽しみ方、ベストシーズンまで、まるごと分かりやすく紹介します。読み終わるころには、自分にぴったりのトレッキングプランが見つかるでしょう。
目次

石垣島には、初心者でも気軽に登れる山から、本格的に楽しめるコースまで、さまざまなトレッキングスポットがあります。まずは、石垣島の代表的なトレッキングスポットを4つご紹介します。
野底岳は、石垣島でいちばん人気のトレッキングスポットです。標高284mとそれほど高くなく、しま山100選にも選ばれています。
新石垣空港から車で約25分の場所にあり、山頂までは麓から登るコース(片道約1時間)と、途中まで車で行くお手軽コース(片道約20分)の2つがあります。
山頂は視界をさえぎるものが何もなく、360度のパノラマビューが楽しめるのが最大の魅力です。石垣島の海・山・空をひとめで見渡すことができます。
「マーペー伝説」という琉球時代の物語の舞台でもあり、恋愛のパワースポットとしても知られています。
トレッキングツアーでもよく使われるコースなので、はじめての石垣島トレッキングにはとくにおすすめのスポットです。
於茂登岳は、標高525.5mの沖縄県でいちばん高い山です。「川平湾及び於茂登岳」として国の名勝に指定され、信仰の対象にもなっています。
新石垣空港から車で約20分でアクセスでき、登山道は片道約1時間半が目安です。野底岳よりも体力が必要なので、しっかり準備して臨みましょう。
国の天然記念物であるリュウキュウキンバトやカンムリワシを見られることもあり、亜熱帯の自然を五感で味わえるコースです。
石垣島の水源地でもあり、おいしい泡盛の原材料にもなっている、地元の人にとっても特別な山です。
山頂からは石垣島のほぼ全域を見わたせるので、登り切ったときには達成感を得られるでしょう。
屋良部岳は、石垣島の西部にある標高216mの山で、山頂にある巨大な岩「トロルの舌」が大人気のフォトスポットです。
ノルウェーにある有名なトロルの舌に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。岩の上に立つと、御神崎・底地ビーチ・竹富島まで見渡せる絶景がひろがります。
途中まで車で行けば、最後の15〜20分のトレッキングだけで山頂に到着できるお手軽さも魅力です。
ただし、山頂の岩はせまく足元が切り立っているので、写真を撮るときは無理をしないように注意しましょう。
ツアーの所要時間は約2時間で、半日プランの中でも気軽に参加できる人気コースです。
屋比久の滝は、石垣島北部の吹通川の上流にある滝で、別名「縁結びの滝」として知られています。
滝までのアクセスは特別で、まずマングローブの川をカヌーやSUPで進み、そのあとシャワートレッキングで滝へ向かうというユニークなコースです。川と山の自然を一度に楽しめます。
所要時間は約3時間で、料金は8,900円前後が相場です。マングローブの中をのんびり進む時間は、まるで小さな冒険のようでわくわくするでしょう。
カップルや友人同士で訪れる人が多い、人気のスポットです。夏場はとくに気持ちよく、滝つぼで水あそびができる時期もあります。

石垣島には特徴のちがうトレッキングコースがそろっているので、自分にぴったりのコースを見つけるのがポイントです。ここでは選び方の3つの軸を紹介します。
まずは自分の体力に合ったコースを選びましょう。
体力に自信がない方や初心者の方には、屋良部岳がおすすめです。途中まで車で行けて、最後は20分ほどのトレッキングなので、無理なく絶景にたどり着けます。
中級レベルなら野底岳の麓スタートコースがよいでしょう。片道1時間ほどですが、登り切ったときの達成感は格別です。
本格的に楽しみたい方には於茂登岳がぴったりです。沖縄県最高峰の山に挑戦することで、忘れられない思い出になるでしょう。
体調が不安なときは、ツアーガイドに事前に相談しておくと安心です。子ども連れや年配の方の場合も、無理のないコースをすすめてもらえます。
滞在時間に合わせてコースを選ぶのも一つの方法です。
短時間でサクッと楽しみたいなら、屋良部岳のトロルの舌コースが最適です。約2時間で完結するので、午前中に行って午後はビーチを楽しむといった使い方もできます。
半日たっぷり楽しみたいなら、野底岳のお手軽コース(約2.5時間)がおすすめです。送迎込みでもお昼前後には終わるので、夕方は別の観光地へ向かえます。
1日かけてアクティブに過ごしたい方には、吹通川のカヌー&野底岳トレッキングのコンボツアー(約7時間)がぴったりです。山も川も楽しめるぜいたくなプランです。
朝出発・夕方帰りの2パターンがあるツアーも多いので、ほかの観光予定とあわせて選びやすいでしょう。
見たい景色や目的でコースを選ぶのも楽しい方法です。
絶景重視なら野底岳がイチオシ。360度パノラマの絶景は、石垣島でも1、2を争うすばらしさで、写真好きにはたまりません。
フォトジェニックな場所なら屋良部岳のトロルの舌で決まり。SNS映えする写真がたくさん撮れます。
亜熱帯の動植物に出会いたいなら於茂登岳がベストです。リュウキュウキンバトなどの天然記念物に出会える可能性もあります。
滝とマングローブを満喫したい方は、屋比久の滝のシャワートレッキングを選びましょう。
「カップルで思い出をつくりたい」「家族で安全に楽しみたい」といった目的でコースを決めるのもおすすめです。

石垣島のトレッキングを安全に楽しむために、服装と持ち物のじゅんびはしっかりしておきましょう。亜熱帯ならではのポイントもあるので、ぜひチェックしてみてください。
石垣島のトレッキングでは、長袖・長ズボンが基本です。
亜熱帯の植物には、肌に触れるとかぶれるものや、虫が付いていることもあるため、肌の露出はおさえるのがポイントです。通気性のよい速乾素材なら、汗をかいても快適に動けますよ。
足元は、トレッキングシューズか滑りにくいスニーカーを選びましょう。石垣島の山は赤土で滑りやすく、雨上がりはとくに注意がひつようです。サンダルや革靴は転倒のリスクがあるのでさけましょう。
頭にはつばのある帽子で日差しをガード。日焼け対策にもなります。
シャワートレッキングに参加する場合は、濡れてもいい服装で行くか、着替えをじゅんびしておきましょう。
冬でも昼間は意外とあたたかいので、脱ぎ着しやすい重ね着スタイルが快適に過ごせます。
石垣島のトレッキングに行くときは、以下のような持ち物を必ず準備しましょう。
・飲み物(500ml〜1Lていど):熱中症予防に必須
・タオル:汗ふきや日よけに
・日焼け止め:紫外線が本州よりずっと強い
・虫よけスプレー:マングローブや山には虫が多い
・雨具・カッパ:天気が変わりやすいので念のため
・小さめのリュック:両手が空くタイプが便利
スマートフォンは充電を満タンにし、モバイルバッテリーもあると安心です。
ガイドツアーでは、シューズや道具を貸してくれる場合も多いので、予約時に確認しておきましょう。
夏場は飲み物を多めに持っていくのが安心です。冬でも汗をかくので、水分補給はわすれずに行いましょう。
準備必須ではないものの、あると快適さがぐっと上がる便利グッズもご紹介します。
まずおすすめなのが、塩分補給用のタブレットや塩あめです。亜熱帯の暑さで汗をたくさんかくので、熱中症対策に役立ちます。
速乾タオルはかさばらず、汗をかいてもすぐ乾くので、長時間のトレッキングにぴったりです。
写真好きの方には、スマホ用の防水ケースもあると役立ちます。シャワートレッキングや滝のスポットで安心して撮影が可能です。
ほかにも、虫さされ薬・絆創膏・ウェットティッシュがあると小さなトラブルにも対応できます。手袋は岩場で手を守ってくれるので、本格的なコースに行く方は準備しておくと安心です。
トレッキング後の汗ふきシートやサンダルも、車での移動が快適になるおすすめアイテムです。

はじめての石垣島トレッキングなら、ガイド付きのツアーへの参加がおすすめです。ここではツアーのメリットや料金、選び方をくわしく紹介していきます。
ガイド付きツアーには、自力では味わえないたくさんのメリットがあります。
まず安心安全に楽しめる点が大きな魅力。地元のガイドさんがコースの状況や危険箇所をしっかり把握しているので、初心者でも気軽に参加できます。
亜熱帯の動植物や、その土地にまつわる歴史・伝説を解説してもらえるのも、ツアーならではの楽しみ方です。ただ歩くだけでは気づけない発見がたくさんあります。
道具や送迎、写真撮影までセットになっているプランも多く、手ぶらで参加できる手軽さも人気の理由です。
体力や経験に合わせてコースを調整してくれるので、子ども連れやシニアの方でも安心して楽しめます。
万が一のケガや事故にそなえた保険もついていることが多く、安心して自然に向き合えるのもうれしいポイントです。
石垣島のトレッキングツアーの料金と所要時間は、コースによって大きく変わります。
お手軽な野底岳のお手軽トレッキングは、約2.5時間で6,900円前後が相場です。屋良部岳のトロルの舌コースも同じくらいの料金・時間設定です。
シャワートレッキング系(屋比久の滝など)は、カヌーやSUPと組み合わせるため約3時間で8,900円前後でしょう。
1日まるごと楽しめるカヌー&野底岳のコンボツアーは、約7時間で15,000円ほど。山も川も楽しめるぜいたくなプランです。
送迎・道具・保険・写真がついているプランも多いので、表面の料金だけでなく含まれる内容もチェックして比較しましょう。
繁忙期の3〜5月や夏休みは人気ツアーがすぐに埋まるので、早めの予約がおすすめです。
たくさんあるツアーの中から自分にぴったりのものを選ぶには、いくつかのポイントを意識するとよいでしょう。
1つ目は口コミと評価をしっかりチェックすること。じゃらんやアクティビティジャパンなどの予約サイトには、参加した方のリアルな声がたくさんのっています。
2つ目は少人数制かどうか。1組貸切や少人数ツアーなら、ペースに合わせて自由に楽しめますよ。
3つ目は送迎の有無。レンタカーがない場合は、ホテルや空港まで送迎してくれるツアーが便利です。
最後に催行人数の最低条件の確認です。1名から催行のツアーなら、ひとり旅でも安心して参加できます。
天候による中止時の対応や、キャンセルポリシーも事前にチェックしておくと、当日あわてずにすみます。

石垣島のトレッキングは1年中楽しめますが、季節ごとに特徴があります。ここではベストシーズンや注意したいポイント、雨の日の楽しみ方を紹介します。
石垣島のトレッキングのベストシーズンは、ずばり11月〜3月の冬です。
夏(6〜10月)は暑さがきびしく、台風シーズンとも重なるため、トレッキングには少し過酷です。一方の冬は気温が15〜22度ほどでさわやかで、汗もかきにくく快適に登れます。
とくにおすすめなのが12月〜2月です。この時期は空気が澄んでいて、山頂からの景色がいちばんクリアに見えます。
春(3〜5月)も悪くなく、桜や亜熱帯の花が咲く時期なので、植物好きにはおすすめのシーズンです。
夏に行く場合は、朝早いスタートのツアーを選ぶと、暑さをさけて楽しめますよ。
連休や年末年始は人気ツアーがすぐに埋まってしまうので、早めの予約をこころがけましょう。
石垣島の山には、亜熱帯ならではの気を付けたい生き物がいます。
代表的なのがハブ。毒を持つヘビなので、草むらにむやみに入ったり、岩のすきまに手をつっこんだりしないよう注意しましょう。
ほかにも、毒を持つアリやハチ、トゲのある植物もあります。長袖・長ズボンの服装は、こうした生き物から身を守るためにも有効です。
天気については、スコールや突然の雷雨がよくあります。とくに夏場は、午後に天気が急変することも多いので、午前中に行動を終える計画にすると安心です。
ガイドツアーなら、当日の天気や状況に合わせて柔軟に対応してくれるので、心配な方はツアー参加がおすすめです。
石垣島は天気が変わりやすく、雨の日に当たってしまうこともあります。そんなときも、楽しみ方はいろいろあります。
軽い雨ならシャワートレッキングはむしろ楽しめるアクティビティです。雨に濡れる前提で計画されているので、いつもとちがう亜熱帯の景色が味わえます。
ただし台風や強い雨の日は、安全のためツアーが中止になることがあります。その場合、ツアー会社が振り替えや返金対応をしてくれることがほとんどなので、あらかじめ確認しておきましょう。
雨の日は石垣市立博物館や鍾乳洞、川平湾のグラスボートなど屋内・室内の観光に切り替えるのもおすすめです。

今回は、石垣島のトレッキングについて、おすすめスポットからコースの選び方、服装や持ち物、ツアー、ベストシーズンまでまるごと紹介しました。
野底岳の絶景パノラマ、於茂登岳の沖縄県最高峰、屋良部岳のトロルの舌、屋比久の滝のシャワートレッキングと、石垣島には魅力あふれるコースがたくさんあります。
初心者の方はガイド付きツアーから始めるのがおすすめで、ベストシーズンは11月〜3月。長袖・長ズボン・トレッキングシューズの服装を忘れずに準備していきましょう。
青い海とはまたちがう、亜熱帯ジャングルと絶景の出会いを、ぜひ自分の足で体感してみてください。
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