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石垣島から竹富島フェリー完全ガイド|時刻表・運賃・乗り方をわかりやすく解説

沖縄・石垣島を訪れるなら、ぜひ足をのばしたいのが竹富島。のんびりとした赤瓦の集落、水牛車に揺られる風景、透明度の高いビーチ…どれも一度は体験したい魅力です。

そんな竹富島へは、石垣島からフェリーでわずか10〜15分。ですが、「どの会社を使えばいいの?」「時刻表や料金は?」「当日券で乗れるの?」など、初めての方には不安もつきものです。

この記事では、石垣島と竹富島を結ぶフェリーの時刻表や運賃、乗り方や観光のコツまで、旅行前に知っておきたい情報をわかりやすく解説します。

石垣島と竹富島をつなぐフェリーの時刻表

石垣島と竹富島をつなぐフェリーは、1日を通して頻繁に運航されており、旅行者にとって非常に使いやすい交通手段です。運航している主な会社は「安栄観光」と「八重山観光フェリー」の2社。それぞれのフェリー会社で時刻や便数に若干の違いがあります。

ここでは、最新の運航スケジュールをもとに、両社の便の特徴と選び方を詳しく紹介します。

安栄観光フェリーの時刻

安栄観光は、八重山諸島への定期船を多く運航する大手フェリー会社。石垣島から竹富島へは、朝から夕方まで約20〜30分おきに出航しているため、旅程の自由度が高いのが魅力です。

竹富島行きの始発は午前7時30分ごろ、最終便は午後17時台。季節や曜日によって若干変動がありますが、通常は1日10便以上運航されています。所要時間は約10〜15分と短く、揺れも比較的少ないため船が苦手な方でも安心です。

帰りの竹富島発・石垣島行きも同様の頻度で運航しており、観光の時間配分がしやすいのがポイントです。

※時刻表の詳細は安栄観光の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

八重山観光フェリーの時刻

もうひとつの主要フェリー会社が八重山観光フェリー。こちらも安栄観光と同じく離島航路に強い会社で、石垣島と竹富島間を頻繁に運航しています。

八重山観光フェリーの竹富島行きの始発は午前8時ごろ、最終便は午後17時台〜18時台(季節により変動)となっており、1日9〜12便程度が通常の運航スケジュールです。
運航間隔はおおむね30分〜1時間おきで、繁忙期には増便されることもあります。

所要時間は安栄観光とほぼ同じく、片道約10〜15分。便によってはわずかに早いものもありますが、体感として大きな差はありません。

複数社での選択肢があることで、出発時間に柔軟性を持たせやすいのが竹富島フェリーのメリットです。

朝便〜夕方便 時差や本数の注意点

午前中の便(7時〜11時台)は利用者が多く、特にホテルチェックアウト後の観光客で混雑します。時間に余裕を持って港に向かいましょう。

お昼〜午後の便(12時〜15時台)は比較的空いていて、観光をゆったりスタートしたい方におすすめです。

夕方便(16時以降)は便数が減っていきます。特にオフシーズンや悪天候時は最終便が早まることもあるため、事前確認は必須です。

また、2社が運航するフェリーの時刻は完全に重なっていないため、「この時間に絶対乗りたい」という場合は、事前に両社の時刻表を見比べておくことが重要です。

旅行中に計画変更が起きることもあるため、できれば時間に余裕を持った行動をおすすめします。

石垣島から竹富島へのフェリーの運賃と予約方法

石垣島から竹富島へのフェリーを利用するうえで、運賃や予約方法はしっかり把握しておきたいポイントです。乗船料金はフェリー会社によってほぼ同じですが、予約の仕方や割引制度には違いがあります。

ここでは、大人・小人の基本料金から、お得に乗る方法まで、わかりやすく紹介します。

大人・小人・障がい者の料金と割引

竹富島行きフェリーの料金は、片道大人730円〜800円前後小人(小学生以下)370円〜400円程度が相場です。安栄観光と八重山観光フェリーで料金は若干異なりますが、大きな差はありません。

大人(中学生以上):約800円
小人(小学生):約400円
6歳未満:保護者同伴で無料
障がい者割引:身体障がい者手帳・療育手帳の提示で半額(本人と介助者1名まで)

※往復チケットを買うと、50円〜100円程度お得になるケースが多いため、日帰りで竹富島を訪れるなら往復で購入するのがおすすめです。

WEB予約で得する割引情報

フェリーチケットは、公式サイトや旅行予約サイトからのWEB予約が便利です。とくに以下のような特典がついてくることがあります。

WEB割引チケット(5〜10%OFF)
レンタサイクルとのセット割
現地体験ツアー付きプランとの組み合わせ

安栄観光・八重山観光フェリーともに、公式サイトから簡単に予約ができ、クレジットカード決済にも対応しています。また、楽天トラベルやじゃらんなどの大手旅行サイト経由での予約も可能で、ポイントが貯まる点でもお得です。

注意点として、WEB予約をしても乗船前にチケットカウンターで乗船券と引き換える必要があることが多いです。乗船の30分前には港に着いておくと安心です。

窓口購入との料金差と注意点

港の窓口で直接チケットを購入する方法もあります。特に当日予約なしで旅程を組む方や、急な予定変更がある場合に便利です。

ただし、以下のようなデメリットや注意点があります。

・混雑時は窓口に長蛇の列ができる
・繁忙期には売り切れ・乗船待ちが発生する
・キャンセルや変更時の手続きがやや面倒

一方で、当日窓口購入でも基本的に料金はWEB予約と同じ(割引なし)であることが多いため、特別な割引を求めない方には十分便利です。

また、フェリー会社の職員が直接案内してくれるため、初めて訪れる方や年配の方には安心感があります。

安栄観光と八重山観光フェリーの比較ポイント

石垣島から竹富島へのフェリーを運航している「安栄観光」と「八重山観光フェリー」どちらを選べばよいのか迷う人も多いのではないでしょうか?

ここでは、観光客がチェックしておきたい比較ポイントをわかりやすく解説します。

便数と時刻表の違い

両社とも、1時間に1~2本程度のペースで運航しており、合わせて1日15〜20便ほどが竹富島との間を往復しています。実は、安栄観光と八重山観光フェリーは相互運航しており、共通乗船券でどちらの便にも乗れるのが特徴です。

・チケット購入時に「どちらの会社かを気にしなくてOK」
・時刻表や乗り場は、石垣港のカウンターや公式サイトで確認可能

したがって、「より早い便に乗りたい」「空いている方に乗りたい」など、柔軟に選べるのが大きなメリットです。

船のサイズ・快適さのちがい

両社とも船の基本スペックは似ていますが、便によって船の大きさ・座席の数・エアコン設備などが若干異なります

・安栄観光:小型高速船が多く、スピード重視の印象。
・八重山観光フェリー:中型船が多めで、揺れにくく快適性重視。

※ただし、どちらの会社でも小型・中型船を使い分けており、その日の運航スケジュールや天候によって変更される場合もあるため、確実に船の種類を選ぶことは難しいです。

割引・セットプランの充実度

それぞれの会社では、フェリーチケットと観光サービスを組み合わせたお得なパッケージプランも提供しています。

安栄観光の特徴: 石垣島から竹富島だけでなく、西表島・黒島・小浜島など複数島の周遊プランが豊富。広範囲に旅行する人向け。
八重山観光フェリーの特徴:水牛車観光・レンタサイクル付きの竹富島日帰りパックが人気。竹富島だけを効率よく楽しみたい人向け

どちらの会社も、公式サイトや現地窓口でパッケージ予約ができます。どのプランが自分の旅に合っているかで選ぶのがおすすめです。

石垣島から竹富島 フェリー乗り場までのアクセス

竹富島行きのフェリーは、石垣島の離島ターミナル(石垣港離島ターミナル)から出発します。石垣市街地の中心に位置しており、ホテルや飲食店が立ち並ぶ好立地。

ここでは、空港や市街地からターミナルまでの行き方・所要時間・利用できる交通手段を詳しく紹介します。

新石垣空港からフェリー乗り場への行き方

石垣島に到着したら、まず目指すのは石垣港離島ターミナル。新石垣空港からは約17km(車で約30分)の距離にあります。

以下のようなアクセス手段があります。

路線バス(東バス)
空港から離島ターミナル行きの直通バスが運行されています。所要時間は約45分〜1時間。本数は1時間に1〜2本で、料金は片道500円前後とリーズナブル。
 時刻表は季節で変わるため、出発前に確認がおすすめです。

タクシー
ドアツードアで快適な移動が可能。所要時間は約30分で、料金は3,000円〜4,000円程度。複数人で乗車する場合は費用を割り勘できるため、意外とお得です。

レンタカー
レンタカーを借りて観光を兼ねて移動する場合もありますが、離島ターミナル周辺には駐車場が限られているため注意が必要です。ターミナルに用があるだけなら、レンタカーはやや不便な選択かもしれません。

市街地ホテルからのアクセスと徒歩圏内情報

石垣島の市街地に宿泊している場合、多くのホテルは徒歩10分〜15分圏内に離島ターミナルがあります。以下のようなエリアが徒歩圏です。

・ユーグレナモール周辺
・美崎町エリア
・730交差点付近

これらのホテルからは歩いてすぐにフェリー乗り場へアクセス可能なので、荷物が少なければ徒歩移動が最も手軽で快適です。

また、ターミナル周辺にはコンビニやカフェ、コインロッカー、観光案内所なども揃っており、出発前の時間つぶしや身支度にも便利です。

ターミナル施設の使い方と出発前の準備

石垣港離島ターミナルは、離島観光の拠点として非常に整備された施設です。以下のような設備・サービスがあります。

チケットカウンター(各社別)
待合スペース
お土産ショップ・軽食売店
コインロッカー(大小あり)
トイレ・自販機完備
荷物の宅配・一時預かりサービス

出航の20〜30分前にはターミナルに到着しておくのが理想的です。とくに繁忙期はカウンターや乗り場が混雑するため、余裕を持った行動が安心です。

また、ターミナルには案内スタッフも常駐しており、乗り場や時間の確認もすぐにできるので、初めてでも安心して利用できます。

竹富島フェリーの乗り方と注意点

石垣島から竹富島までのフェリーは乗船時間がたった10〜15分と短いため、気軽に利用できますが、初めての人には少しわかりづらい点もあります。

ここでは、フェリーの乗り方や注意点、トラブル防止のポイントをお伝えします。

フェリーのチェックインから乗船までの流れ

フェリーに乗るには、以下の流れで手続き・移動を行います。

1.チケットの受け取り(または購入)
事前にWEB予約をしている人は、乗船前に各社のチケットカウンターで紙の乗船券と引き換える必要があります。窓口で名前を伝えると発券してもらえます。
2.乗り場の確認
離島ターミナルには複数の桟橋があり、乗船する船会社や便によって乗り場が異なるので、発券時に必ずチェックしてください。案内放送や掲示板でも確認可能です。
3.出航10分前には乗り場へ移動
フェリーは定刻で出発するため、遅れると乗れません。とくに混雑時や荷物が多い場合は、15〜20分前行動が安心です。
4.チケット確認・乗船
スタッフにチケットを渡し、船内へ。船内には自由席があり、早く乗れば眺めの良い席や日陰の席を確保しやすいです。

揺れやすい日・酔いやすい人の対策

竹富島への航路は短時間ですが、天候によってはかなり揺れることもあります。特に台風の影響がある時期や、強風の日は注意が必要です。

船酔いしやすい人へのおすすめ対策

乗船30分前に酔い止めを服用
船の中央付近の席を選ぶ(揺れが少ない)
空腹・満腹を避ける
遠くを見るようにする

また、悪天候時には運航中止や遅延の可能性もあるため、乗船前に必ずフェリー会社の公式サイトで最新情報を確認しましょう。

荷物の預け方と持ち込みルール

短距離フェリーとはいえ、旅行カバンやベビーカーなど荷物が多い場合の持ち込み・預け方も気になりますよね。

手荷物は基本的にそのまま持ち込みOK
大きなスーツケースやリュックも船内へ持ち込めます。ただし通路が狭いため、自分の足元に置けるよう整理しておくと安心です。

ベビーカー・キャリーは船外に置かれることも
大きすぎる荷物は、スタッフの判断で甲板や別スペースに移動される場合があります。壊れやすい物は取り出しておきましょう。

ターミナルのコインロッカー利用もおすすめ
竹富島は島内を自転車や徒歩で巡るスタイルが多いため、不要な荷物は石垣港のロッカーに預けておくと楽です。

フェリーを使った竹富島観光プラン

石垣島からわずか15分の距離にある竹富島は、日帰りでも十分に楽しめる離島として大人気。なかでも、フェリー+水牛車観光+レンタサイクルの組み合わせは、効率よく島の魅力を味わえるおすすめのコースです。ここでは、観光プランの組み方・主要スポットの巡り方・お得な利用方法をご紹介します。

水牛車観光+レンタサイクルの楽しみ方

竹富島に着いたら、まずは水牛車観光で島の雰囲気を味わいましょう。竹富港に到着後、各観光会社の送迎車が待っているので、事前予約をしていなくても現地でそのまま参加できる場合もあります

・水牛車観光とは?
ゆっくり歩く水牛が引く車に乗り、赤瓦屋根の町並みや白砂の道を眺めながら島内を一周します。ガイドさんが三線の演奏や島の歴史を楽しく紹介してくれるので、大人も子どもも大満足。
・所要時間:約30〜40分
・料金相場:大人2,000円前後(会社による)

水牛車で島の中心部を巡ったあとは、レンタサイクルで自由に散策するのが定番コースです。主要な観光スポットは自転車で回れる範囲に集まっており、電動アシスト付き自転車のレンタルもあります。

・レンタサイクル料金:1時間500〜700円ほど、1日レンタルも可
・借り方:水牛車観光の会社でそのまま借りられることが多く、便利です

日帰りで回るおすすめスポット(コンドイビーチ・星砂の浜など)

竹富島には、限られた時間でもしっかり楽しめる絶景スポットがたくさんあります。以下は特におすすめの場所です。

コンドイビーチ

遠浅の海と白い砂浜が広がる天然の楽園。潮の満ち引きで表情が変わり、干潮時には広大な砂浜が出現します。海水浴・砂遊び・のんびりお昼寝に最適

カイジ浜(星砂の浜)

手のひらで眺められる“星の形をした砂”で有名な浜辺。砂を探したり、記念写真を撮ったり、竹富島らしさを感じられる人気スポットです。

なごみの塔周辺の町並み

島の中心部にある赤瓦と白砂の伝統的な町並み。レンタサイクルを降りて、ゆっくり散策するのがおすすめです。写真映え抜群のスポットも多数あります。

竹富郵便局(赤瓦の建物)

ここから絵はがきを出すと“竹富島の風景印”が押されると、観光客に密かな人気があります。
日帰りであっても、水牛車観光+自転車散策+ビーチ2カ所+町並み観光を組み合わせることで、半日〜6時間程度で充実した島時間を過ごせます。

ツアー専用船&送迎バス利用のメリット

初めて竹富島に行く方や、スムーズに観光したい方には、ツアー専用フェリーや送迎バス付きプランの利用がおすすめです。

・石垣港から竹富島までの専用便を使えば、混雑を回避しやすい
・港⇔水牛車観光エリア⇔ビーチ間の送迎が付くため、移動がスムーズ
・チケット・観光・レンタサイクルがセットになった“まるごとパック”も人気

特に、高齢者連れや子連れの方には、送迎付きプランが圧倒的に便利です。バスで移動すれば、強い日差しや暑さの中でも快適に移動できます。

さらに、ツアーを利用すると雨天時の対応やキャンセルサポートが手厚い場合もあるため、天候が不安なシーズンにも安心して観光できます

まとめ:石垣島から竹富島へ、フェリーで気軽に楽園体験

石垣島から竹富島へは、フェリーでわずか15分の楽園トリップ。水牛車やレンタサイクルで巡る竹富島の観光は、日帰りでも十分に満喫できる内容となっています。コンドイビーチや星砂の浜などの名所を効率よく回るなら、フェリー+観光のセットプランの利用がおすすめです。

また、安栄観光と八重山観光フェリーは相互運航しており、時刻やサービスに大きな差はありません。自分の予定や好みに合わせて、最も便利な便を選べるのも魅力です。

さらに、オンライン予約や現地カウンターでのチケット購入など、チケットの買い方も選択肢が豊富。混雑を避けたいなら事前予約、時間に柔軟に対応したいなら当日購入と、旅のスタイルに合わせて使い分けましょう。

竹富島観光のスタートはフェリーから。短時間で非日常を味わえるこのルートは、石垣島旅行の中でも特に満足度の高い体験になること間違いなしです。

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