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石垣島から竹富島や西表島などの離島へ行くときは、石垣港離島ターミナルを利用します。レンタカーで訪れる方が多いですが、どこに駐車すればいいのか迷ってしまいますよね。
ターミナル周辺には複数の市営駐車場があり、1時間100円というリーズナブルな料金で利用できます。ただし朝早い時間帯は満車になることも多く、事前に情報を知っておくと安心です。
この記事では、石垣島離島ターミナルにある駐車場の場所や料金、満車時の対処法まで、実際に使える情報をわかりやすく解説します。
目次

石垣港離島ターミナルには、第1駐車場、第2駐車場、第2臨時駐車場の3つが隣接しています。さらに徒歩圏内には八島第2駐車場もあり、合わせて4つの市営駐車場が利用できます。それぞれの場所と特徴を見ていきましょう。
第1駐車場は、離島ターミナルの正面に位置する最も便利な駐車場です。ターミナルの建物まで歩いて30秒ほどの距離で、荷物が多い方や小さなお子さん連れの方には特に助かります。
収容台数は約50台で、3つの駐車場の中では最も小規模です。そのため朝7時台には満車になることが多く、特に夏のシーズンや連休中は競争率が高くなります。
駐車場内は少し狭めの設計になっているため、運転に自信がない方は他の駐車場を検討するのもよいでしょう。
第2駐車場は、ターミナルの横に位置し、収容台数が約100台と第1駐車場の2倍の広さがあります。ターミナルまでは徒歩1分程度で、十分に便利な立地です。
この駐車場のメリットは、第1駐車場より空いている可能性が高いことです。また、ロータリーで先に家族を降ろしてから駐車できる動線になっているため、効率的に動けます。
駐車スペースも第1駐車場より広めなので、大きめの車やレンタカーに慣れていない方でも停めやすいです。
第2臨時駐車場は、第2駐車場のさらに奥に設置されています。繁忙期や混雑時に開放される駐車場で、普段は利用できないこともあるので注意が必要です。
ターミナルまでは徒歩2分程度かかりますが、それでも十分近い距離です。第1・第2駐車場が満車の場合は、こちらを利用しましょう。
ただし、この駐車場では電子決済が使えません。現金のみの対応となるため、小銭を用意しておくと安心です。
石垣空港から離島ターミナルまでは、車で約25分の距離です。国道390号線を南下し、市街地方面へ向かうルートが一般的です。
新石垣空港からレンタカーを借りた場合、ナビに「石垣港離島ターミナル」と入力すれば迷うことなく到着できます。市街地に入ると一方通行が多いため、標識をよく確認しながら運転しましょう。
市街地のホテルに宿泊している場合は、徒歩や自転車でもアクセス可能です。

石垣市が運営する駐車場は、どこも1時間100円という統一料金です。日帰りで離島観光をする場合でも、1日停めて1000円程度と手頃な価格設定になっています。支払い方法や注意点を確認しておきましょう。
駐車料金は1時間ごとに100円で、最初の1時間を過ぎると1時間単位で加算されます。たとえば3時間30分利用した場合は、400円の支払いになります。
入庫時に駐車券を受け取り、出庫時に精算機で料金を支払うシステムです。竹富島へ日帰りで行く場合は往復フェリーと滞在時間を含めて5〜6時間程度が目安となるため、500〜600円と考えておけばよいでしょう。
西表島など遠くの島へ行く場合は、朝8時から夕方17時まで停めても900円です。観光地の駐車場としては、かなり良心的な料金設定といえます。
第1駐車場、第2駐車場、八島第2駐車場では、各種電子決済に対応しています。クレジットカードや交通系ICカード、QRコード決済などが利用可能です。
具体的には、Suica、PASMO、PayPay、楽天ペイなどが使えます。現金を持ち歩きたくない方や、旅行中に小銭が足りなくなった場合でも安心です。
ただし第2臨時駐車場だけは電子決済に対応していないため、現金のみの支払いとなります。利用予定の方は事前に確認しておきましょう。
駐車券を紛失してしまった場合、精算機のグレー色の「紛失ボタン」を押すことで対応できます。ただし紛失料金として通常よりも高額な料金が発生するため注意が必要です。
紛失料金は駐車場によって異なりますが、一般的に2,000円前後かかることが多いです。数時間の駐車であれば本来500円程度で済むところ、紛失すると4倍近い金額になってしまいます。
駐車券は車のダッシュボードに置く、財布に入れるなど、なくさない場所に保管することを心がけましょう。
日帰りで離島観光をする場合、8時間程度の駐車が一般的です。朝8時に停めて夕方16時に戻ってくると、800円の料金になります。
もし石垣島で1泊してホテル近くに停める代わりに市営駐車場を使う場合、24時間で2,400円です。ホテルの駐車場が有料の場合や、ホテルから離れた場所に車を置きたい場合は、こちらを利用するのも一つの方法です。
定期券の新規受付は現在停止されているため、長期滞在の場合は日ごとに料金を支払う形になります。

石垣島離島ターミナルにある駐車場には、それぞれ違った特徴があります。ターミナルまでの距離や収容台数、混雑状況を理解して、自分に合った駐車場を選びましょう。
第1駐車場の最大のメリットは、ターミナルまでの距離が圧倒的に近いことです。フェリーの時間ギリギリに到着した場合でも、すぐに乗船手続きができます。
帰りも荷物を持って長い距離を歩く必要がないため、お土産をたくさん買った場合や疲れているときには助かります。小さな子ども連れやお年寄りと一緒の旅行では特に便利です。
デメリットはすぐに満車になることと、駐車スペースが狭いことです。朝8時以降に到着すると、ほぼ停められないと考えておいた方がよいでしょう。また、隣の車との間隔が狭いため、ドアの開け閉めに気を使います。
運転に自信がない方や、大型のレンタカーを借りている方は、他の駐車場の方が安心かもしれません。
地元の人や慣れている観光客は、第2駐車場を最初から選ぶことが多いです。その理由は、第1駐車場と比べて空いている可能性が高く、それでいてターミナルまで徒歩1分という好立地だからです。
駐車スペースも広めで、収容台数は約100台と余裕があります。家族や友人を先にロータリーで降ろしてから駐車できる動線も、実用的で便利です。
さらに電子決済にも対応しているため、現金を持っていなくても安心です。第1駐車場にこだわる理由がなければ、第2駐車場を選ぶのが賢い選択といえます。
朝の早い時間帯でも比較的空いていることが多く、フェリーの出発時刻に余裕を持って到着できます。
八島第2駐車場は、離島ターミナルから徒歩6分の場所にあります。少し歩きますが、市街地の中心にあるユーグレナモールにも近く、買い物や食事にも便利な立地です。
離島観光の前後に市街地を散策したい方や、午後便のフェリーで余裕がある方には、この駐車場がおすすめです。美崎町の飲食店街も近いため、帰りに夕食を食べてから車に戻るという使い方もできます。
駐車スペースは十分にあり、ほぼ満車になることがないのもメリットです。ただし八島第2駐車場だけは高額紙幣が使えないため、1万円札や5千円札しかない場合は注意しましょう。
早朝7時台にフェリーに乗る予定があり、荷物を最小限にしたい方は第1駐車場を狙ってみましょう。ただし満車のリスクも考えて、時間に余裕を持って到着することが大切です。
バランスの取れた選択肢を求めるなら、第2駐車場が最適です。ターミナルまで近く、収容台数も多いため、ほとんどのケースで問題なく利用できます。
ゆっくりと石垣島市街地も楽しみたい方や、午後の便を利用する方は八島第2駐車場を選ぶとよいでしょう。ショッピングや食事と組み合わせて、効率的に時間を使えます。

繁忙期や朝の時間帯には、ターミナル直結の駐車場が満車になることがあります。そんなときでも、徒歩圏内には他の選択肢があるので慌てる必要はありません。代わりに使える駐車場を知っておきましょう。
第1・第2駐車場が満車の場合、まずは第2臨時駐車場を確認しましょう。第2駐車場の奥にあり、ターミナルまで徒歩2分の距離です。
さらに市役所近くにも市営駐車場があり、こちらもターミナルまで徒歩6分程度でアクセスできます。料金は同じく1時間100円で、電子決済にも対応しています。
市営駐車場は石垣市の港湾課が管理しており、どこも同じ料金体系で安心して利用できます。ターミナル周辺だけで4つの市営駐車場があるため、よほどの混雑日でない限り、どこかには停められるでしょう。
ユーグレナモールは、石垣島の中心にあるアーケード商店街です。この周辺にも複数の駐車場があり、離島ターミナルまで徒歩5分程度でアクセスできます。
海邦銀行八重山支店の裏側にある駐車場は、買い物客向けですが一般利用も可能です。ユーグレナモールでお土産を買う予定がある方は、こちらに停めて買い物を済ませてからフェリーに乗るのも効率的です。
ただし手前は月極駐車場になっているため、奥側の一般駐車場に停めるよう注意しましょう。料金は市営駐車場と同じ1時間100円です。
琉球銀行八重山支店の駐車場も、一般利用が可能な穴場スポットです。ターミナルから徒歩6分、ユーグレナモールから徒歩5分と、どちらにもアクセスしやすい立地にあります。
市街地の中心にあるため、観光や食事の拠点としても使えます。朝早くから満車になることは少ないため、確実に停めたい方にはおすすめです。
民間のコインパーキングもいくつかありますが、料金が市営駐車場より高いことが多いです。まずは市営駐車場を探してから、最後の手段として民間を検討するとよいでしょう。
満車で駐車場が見つからない場合でも、路上で空車待ちをするのは禁止されています。通行の妨げになるため、すぐに次の駐車場へ向かいましょう。
事前に複数の駐車場の場所をスマートフォンの地図アプリに登録しておくと、当日スムーズに移動できます。第2駐車場→第2臨時駐車場→八島第2駐車場という順番で探すのが、効率的なルートです。
どうしても見つからない場合は、少し離れた場所に停めて徒歩やタクシーでターミナルへ向かう方法もあります。フェリーの時間に遅れないよう、余裕を持って行動することが大切です。

駐車場を快適に利用するために、知っておきたい注意点がいくつかあります。混雑時期や利用ルール、車のサイズ制限など、事前に確認しておくとトラブルを避けられます。
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始などの観光シーズンは、朝7時台には第1駐車場が満車になります。特に7月から9月の夏場は、離島観光のピークシーズンです。
平日であれば比較的空いていますが、土日祝日は地元の方も離島へ出かけるため混雑します。午前8時台の便が最も混み合うため、この時間帯に乗船予定の方は早めの到着を心がけましょう。
逆に午後便や夕方便を利用する場合は、駐車場に余裕があることが多いです。旅程に柔軟性がある方は、時間帯をずらすのも一つの方法です。
駐車場が満車の場合でも、駐車場の入口付近や道路上で待機するのは禁止されています。他の車や歩行者の通行の妨げになるため、すぐに次の駐車場へ移動しましょう。
特に第1駐車場の前は交通量が多く、停車していると渋滞の原因になります。地元の方や配送業者の迷惑にもなるため、マナーを守った利用が求められます。
空きが出るまで待ちたい気持ちはわかりますが、石垣島には他にも駐車場があります。別の選択肢を探す方が早く停められることも多いです。
市営駐車場には車両サイズの規格があります。普通車の場合、全長5メートル以内、全幅1.7メートル以内、全高2.3メートル以内が基準です。
一般的なレンタカーであれば問題ありませんが、大型のSUVやワンボックスカーを借りた場合は、事前にサイズを確認しておきましょう。規格を超える車両は、駐車できない可能性があります。
高さのある車は、特に立体駐車場を利用する際に注意が必要です。不安な場合は、平面駐車場を選ぶことをおすすめします。
駐車場に車を停めたら、貴重品は必ず持ち歩くようにしましょう。車内に財布やスマートフォンを置いたまま離島へ行くのは避けてください。
フェリーの最終便の時間も確認しておくことが大切です。石垣島へ戻れなくなると、駐車場に一晩車を置くことになり、料金も余計にかかります。
天候によってはフェリーが欠航することもあるため、当日の運航状況を船会社のウェブサイトや窓口で確認しておきましょう。駐車場の利用時間が延びる可能性も考慮して、計画を立てることが大切です。

石垣島離島ターミナルにある駐車場は、1時間100円というリーズナブルな料金で利用できる市営駐車場が複数あります。第1駐車場が最も便利ですが、第2駐車場も十分近く、収容台数が多いため空いている可能性が高いです。
満車の場合でも、周辺に八島第2駐車場やユーグレナモール近くの駐車場など、代わりの選択肢があります。観光シーズンは朝早くから混雑するため、時間に余裕を持って到着することが大切です。
電子決済に対応している駐車場が多く、現金がなくても安心です。駐車券の紛失には十分注意して、快適な離島めぐりを楽しんでください。
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