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石垣島は沖縄県内で3番目に大きな島で、周囲は約140kmあります。美しい海や自然がたくさんある人気の観光地ですが、本州とちがって電車が走っていません。
そのため、石垣島での移動手段をどうするか迷う方も多いのではないでしょうか。レンタカーは必要なのか、バスやタクシーでも十分なのか、運転免許がない場合はどうすればいいのか。
この記事では、石垣島での移動手段を5つご紹介し、あなたの旅のスタイルに合わせた選び方を詳しく解説します。それぞれの移動手段のメリットや使い方、費用の目安まで分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次

石垣島で使える移動手段は主に5つあります。レンタカー、路線バス、タクシー、レンタルバイク・レンタサイクル、そして送迎つきツアーです。それぞれに良いところがあるので、順番に見ていきましょう。
レンタカーは石垣島で最もおすすめの移動手段です。好きな時間に好きな場所へ行けるので、観光スポットをたくさん回りたい方にぴったりです。
石垣島には川平湾や平久保灯台など、島の北部や西部にも見どころがたくさんあります。これらのスポットは市街地から離れているため、レンタカーがあると効率よく回れます。
新石垣空港には多くのレンタカー会社があり、空港に着いたらすぐに借りることができます。料金は1日あたり3,000円〜6,000円程度で、軽自動車からファミリーカーまで選べます。カーナビがついているので、初めて石垣島を訪れる方でも安心です。
大きな荷物を車に積んでおけるのも便利なポイントです。マリングッズやお土産を買っても、車があれば持ち運びの心配がありません。
石垣島の路線バスは「東バス」という会社が運行しています。レンタカーよりも費用をおさえて移動したい方におすすめの移動手段です。
バスターミナルは石垣港離島ターミナルのすぐ近くにあり、市街地からのアクセスも便利です。川平湾や石垣空港など、主要な観光スポットへ行く路線が用意されています。
運賃は片道200円〜730円程度とリーズナブルです。さらにお得なのが1日フリーパス(1,000円)や5日間フリーパス(2,000円)で、何度でも乗り降りできます。市街地から川平湾まで通常は片道730円なので、往復するだけでフリーパスの方がお得になります。
ただし、バスの本数は1時間に1本程度と少なめです。観光地によっては1日に数本しかないこともあるので、事前に時刻表をチェックしておきましょう。
石垣島のタクシーは初乗り470円からと安く、運転免許を持っていない方にも使いやすい移動手段です。バスよりも早く快適に目的地まで行けるのが魅力です。
石垣島には7社のタクシー会社があり、空港や港のタクシー乗り場から乗車できます。市街地では走っているタクシーを止めることもできますが、観光地から帰る時は事前に電話で呼ぶのがおすすめです。
タクシーには観光タクシーというサービスもあります。半日コースや1日コースがあり、ドライバーさんが島のおすすめスポットを案内してくれます。地元の人ならではの話を聞きながら観光できるので、初めて石垣島を訪れる方に人気です。
料金は距離によって変わりますが、市街地から川平湾まで片道3,000円〜4,000円程度です。グループで利用すれば、1人あたりの費用もおさえられます。
レンタルバイクやレンタサイクルは、島の風を感じながら移動できるのが魅力です。車ほど広い範囲は回れませんが、市街地周辺の観光には十分です。
レンタルバイクは1日2,000円〜4,000円程度で借りられます。原付バイクなら普通免許でも運転できるので、手軽に利用できます。小回りがきくので、細い道や駐車場が小さい場所でも気にせず行けます。
レンタサイクルは1日1,000円〜2,000円程度と、さらにリーズナブルです。電動アシストつきの自転車もあるので、坂道でも楽に走れます。
ただし、石垣島は意外と広いので、北部の平久保灯台など遠い場所へ行くのは難しいです。また、天気が急に変わることもあるので、雨具を持っておくと安心です。
送迎つきのアクティビティツアーに参加すれば、移動手段を気にせず楽しめます。ホテルや指定の場所まで迎えに来てくれるので、とても便利です。
石垣島ではシュノーケリングやダイビング、SUP、カヤックなど、海のアクティビティが大人気です。これらのツアーの多くは送迎サービスがついています。
市街地のホテルに泊まっている場合、ほとんどのツアーが無料で送迎してくれます。朝ホテルを出発して、夕方ホテルに戻ってくるまで、移動のことを考えなくていいので楽です。
観光バスツアーもあり、川平湾や玉取崎展望台など、主要な観光スポットを1日で効率よく回れます。ガイドさんの説明を聞きながら観光できるので、初めての石垣島旅行にぴったりです。

あなたの旅のスタイルに合わせて、最適な移動手段を選びましょう。ここでは4つのタイプ別に、おすすめの移動手段をご紹介します。
できるだけ多くの場所を観光したい方には、レンタカーが最適です。石垣島の観光スポットは島のあちこちに点在しているため、車での移動が効率的です。
川平湾、平久保灯台、玉取崎展望台、石垣島鍾乳洞など、人気スポットを1日で回るにはレンタカーが必要です。バスやタクシーでは時間がかかりすぎてしまいます。
レンタカーなら、自分のペースで観光できます。景色がきれいな場所で写真を撮りたくなったり、気になるお店を見つけたりした時も、自由に立ち寄れます。
早朝の海や夕日、夜の星空など、時間を気にせず楽しめるのもレンタカーの良いところです。バスは夕方までの運行なので、夜の観光はできません。
旅行の費用をおさえたい方には、路線バスがおすすめです。1日フリーパス(1,000円)を使えば、何度でも乗り降りできてとてもお得です。
レンタカーは1日あたり3,000円〜6,000円かかり、さらにガソリン代も必要です。一方、バスなら1日1,000円で済むので、2泊3日の旅行なら3,000円で移動できます。
時間に余裕がある旅なら、バスでゆっくり移動するのも島時間を楽しめます。バスの窓から見える景色を眺めたり、地元の人と話したりするのも旅の思い出になります。
市街地の観光やビーチでのんびり過ごすのがメインなら、バスで十分です。無理にたくさんの場所を回ろうとせず、じっくり滞在する旅のスタイルもおすすめです。
運転免許がない方には、タクシーと送迎つきツアーの組み合わせがおすすめです。この2つを上手に使えば、レンタカーなしでも石垣島を楽しめます。
観光地への移動はタクシーを使い、アクティビティは送迎つきツアーに参加しましょう。市街地から川平湾までタクシーで往復すると6,000円〜8,000円程度かかりますが、グループで割れば1人あたり2,000円〜3,000円程度です。
観光タクシーを利用すれば、半日コース(4時間)で10,000円〜15,000円程度で、主要スポットを効率よく回れます。ドライバーさんが写真も撮ってくれるので、全員で記念撮影もできます。
路線バスも免許なしで使えますが、本数が少ないので時間の制約があります。タクシーなら時間を気にせず、自分のペースで観光できます。
ゆっくり滞在型の旅を楽しみたい方には、レンタサイクルや送迎つきツアーがおすすめです。無理にたくさんの場所を回らず、気に入った場所で過ごしましょう。
市街地周辺のホテルに泊まって、近くのビーチや商店街を自転車で巡るのも楽しいです。フサキビーチやマエサトビーチなら、市街地から自転車で20分〜30分程度で行けます。
アクティビティは送迎つきツアーに参加して、移動の時間は車内でのんびりしましょう。ツアーに参加しない日は、ホテルでゆっくり過ごしたり、近くのカフェで島時間を感じたりするのもおすすめです。
島の人たちとの会話も旅の楽しみの1つです。バスやタクシーを使えば、ドライバーさんからおすすめのお店や穴場スポットを教えてもらえることもあります。

レンタカーを借りる時に知っておくと便利なポイントを4つご紹介します。これを知っておけば、より快適にレンタカーを利用できます。
レンタカーは早めに予約するほど、料金が安くなることが多いです。特に夏休みやお盆、ゴールデンウィークなどの繁忙期は、早く予約しないと車がなくなってしまいます。
旅行の予定が決まったら、できるだけ早くレンタカーを予約しましょう。1ヶ月前に予約すれば、通常よりも20%〜30%安く借りられることもあります。
インターネットから予約すると、割引が適用されるレンタカー会社も多いです。複数の会社を比較して、料金やサービス内容を確認してから決めるのがおすすめです。
キャンセル料がいつから発生するかも確認しておきましょう。多くの会社では、3日前までのキャンセルなら無料ですが、会社によって異なります。
新石垣空港に営業所があるレンタカー会社を選ぶと、移動がスムーズです。空港に着いたらすぐに車を借りて、観光をスタートできます。
空港内にレンタカー会社のカウンターがある場合もありますが、多くは空港近くの営業所まで送迎バスで移動します。送迎バスは無料で、5分〜10分程度で営業所に着きます。
営業所で手続きをして、車の説明を受けたら出発です。カーナビの使い方や、給油の方法などを丁寧に教えてもらえるので、初めてでも安心です。
返却時も空港近くの営業所に車を返して、送迎バスで空港まで送ってもらえます。飛行機の時間の1時間前までに返却すれば、余裕を持って空港に行けます。
レンタカーを予約する時は、カーナビやチャイルドシートが必要かどうか確認しましょう。ほとんどのレンタカーにはカーナビがついていますが、念のため確認しておくと安心です。
小さなお子さんと一緒に旅行する場合は、チャイルドシートが必要です。多くのレンタカー会社では無料で貸してくれますが、数に限りがあるので予約時に伝えておきましょう。
ETCカードの貸し出しをしている会社もあります。石垣島には高速道路がないのでETCは使いませんが、沖縄本島にも行く予定があるなら便利です。
車のサイズも確認しましょう。2人旅なら軽自動車で十分ですが、4人以上ならファミリーカーの方が荷物も積めて快適です。
ガソリン満タン返し不要のプランを選ぶと、返却がとても楽です。通常はレンタカーを返す前にガソリンスタンドで満タンにする必要がありますが、このプランなら不要です。
空港に向かう途中でガソリンスタンドを探したり、返却時間ギリギリに慌てて給油したりする心配がありません。時間に余裕を持って空港に向かえます。
料金は通常プランよりも1,000円〜2,000円程度高くなりますが、手間を考えると価値があります。特に最終日は荷物の整理や空港での手続きもあるので、少しでも楽にしたい方におすすめです。
ただし、ガソリンをほとんど使わなかった場合は、自分で給油して返す方が安くなることもあります。旅行のプランに合わせて選びましょう。

路線バスとタクシーを上手に使うコツを4つご紹介します。これを知っておけば、レンタカーなしでも石垣島観光を楽しめます。
路線バスを使うなら、1日フリーパス(1,000円)を購入するのがおすすめです。普通に乗車券を買うよりも、かなりお得になります。
フリーパスはバスターミナルで購入できます。当日に購入してすぐ使えるので、朝バスターミナルに行ってから買っても大丈夫です。
市街地から川平湾まで片道730円なので、往復するだけで1,460円かかります。フリーパスなら1,000円で何度でも乗れるので、460円お得です。さらに他の場所にも行けば、もっとお得になります。
5日間フリーパス(2,000円)もあるので、長期滞在の方はこちらもチェックしてみてください。1日あたり400円で島内を移動できる計算になります。
石垣島の路線バスは本数が少ないので、事前に時刻表を確認しましょう。特に観光地から帰る時のバスの時間をチェックしておくことが大切です。
主要な路線は1時間に1本程度ですが、場所によっては1日に数本しかないこともあります。川平湾や平久保灯台など、市街地から離れた場所は特に本数が少ないです。
バスの時刻表は東バスの公式サイトで確認できます。スマートフォンで写真を撮っておくか、メモしておくと便利です。
バスを逃してしまった場合は、タクシーを呼ぶことになります。観光地にはタクシーが待機していないことも多いので、タクシー会社の電話番号も控えておきましょう。
観光地からタクシーで帰る時は、事前に電話で呼んでおくのが確実です。市街地では走っているタクシーを止められますが、観光地では難しいです。
川平湾やフサキビーチなど、人気の観光地でも空車のタクシーが常に待機しているわけではありません。運よく空車が通れば乗れますが、待っても来ないこともあります。
タクシー会社に電話すれば、迎えに来てもらえます。迎車料金は無料なので、遠慮せずに呼びましょう。予約もできるので、帰る時間が決まっているなら予約しておくと安心です。
石垣島のタクシー会社の電話番号をスマートフォンに登録しておくか、メモしておきましょう。複数の会社の番号を知っておくと、1社がつかまらない時も安心です。
観光タクシーは、ドライバーさんがガイドをしてくれるサービスです。石垣島の歴史や文化、おすすめのお店など、地元の人ならではの情報を教えてもらえます。
料金は時間で決まっていて、2時間コース、4時間コース、8時間コースなどがあります。4時間コースなら10,000円〜15,000円程度で、主要な観光スポットを回れます。
グループで利用すれば、1人あたりの費用もおさえられます。4人で4時間コースを利用すれば、1人3,000円程度です。レンタカーを借りるよりも安く、ガイドもついてお得です。
写真撮影もお願いできるので、全員で記念撮影したい時にも便利です。ドライバーさんが撮影スポットも知っているので、きれいな写真が撮れます。

運転免許がない方や、車を運転したくない方でも、石垣島を十分に楽しめます。ここでは車なしで楽しむための4つのポイントをご紹介します。
送迎つきのアクティビティツアーに参加すれば、移動の心配なく楽しめます。石垣島では多くのツアーが、市街地のホテルまで無料で送迎してくれます。
シュノーケリングやダイビングでウミガメを見たり、幻の島に上陸したり、青の洞窟を探検したり。こうした人気のアクティビティは、ほとんどが送迎つきです。
朝、ホテルまで迎えに来てもらい、体験が終わったらホテルまで送ってもらえます。途中で買い物したい場合は、商店街で降ろしてもらうこともできます。
ツアーにはシャワーや更衣室、アメニティも用意されているので、手ぶらで参加できます。写真撮影サービスもあり、データを無料でもらえるツアーも多いです。
市街地周辺の観光なら、レンタサイクルで十分に楽しめます。ホテルが市街地にあれば、フサキビーチやマエサトビーチ、公設市場など、自転車で行ける範囲に見どころがたくさんあります。
電動アシストつきの自転車なら、坂道も楽に走れます。1日1,000円〜2,000円程度とリーズナブルなので、気軽に利用できます。
自転車なら、気になるお店があったらすぐに立ち寄れます。地元の人が通うパン屋さんやカフェ、雑貨屋さんなど、ガイドブックに載っていないお店を見つけるのも楽しいです。
海沿いをサイクリングするのも気持ちいいです。風を感じながら、のんびり走りましょう。ただし、日差しが強いので、日焼け止めと帽子は必須です。
ホテルから近い観光スポットを中心に回るプランを立てれば、移動時間を減らせます。石垣島の魅力は観光地だけでなく、ビーチでのんびり過ごすことにもあります。
フサキビーチリゾートに泊まるなら、ホテル前のビーチだけでも十分楽しめます。サンセットが美しいことで有名なので、夕方はビーチで夕日を見ましょう。
市街地のホテルなら、ユーグレナモールや公設市場まで徒歩で行けます。地元の食材や特産品を見て回ったり、島料理を食べたりするだけで1日過ごせます。
観光スポットに行きたい時は、バスやタクシー、送迎つきツアーを使いましょう。毎日遠出する必要はありません。メリハリをつけて、移動日と滞在日を分けるのもおすすめです。
たくさんの場所を回るよりも、気に入った場所でゆっくり過ごす旅のスタイルもおすすめです。移動時間を減らせば、その分ビーチでリラックスしたり、カフェでゆっくりしたりできます。
午前中はビーチで海水浴やシュノーケリング、午後はホテルでのんびり、夜は市街地で食事。このくらいゆるいスケジュールの方が、疲れずに旅を楽しめます。
石垣島の良さは、何もしない贅沢を味わえることです。ビーチチェアに座って海を眺めたり、木陰で本を読んだり、そんな時間も旅の思い出になります。
車がないからこそ、行動範囲を絞って深く楽しむことができます。無理にたくさんの場所を回ろうとせず、島時間に身を任せてみましょう。

石垣島の移動手段は、あなたの旅のスタイルに合わせて選びましょう。
たくさんの観光スポットを効率よく回りたいなら、レンタカーがおすすめです。自由に移動できて、時間を気にせず観光できます。
費用をおさえたいなら、路線バスの1日フリーパスを活用しましょう。1,000円で島内を何度でも移動できます。
運転免許がない方は、タクシーと送迎つきツアーを組み合わせて使いましょう。観光タクシーなら、ガイドもついて便利です。
のんびり滞在型の旅なら、レンタサイクルや徒歩でも十分楽しめます。ホテルから近い場所を中心に、ゆっくり過ごしましょう。
それぞれの移動手段には良いところがあります。この記事を参考に、自分にぴったりの移動手段を選んで、石垣島旅行を楽しんでください。
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