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石垣島の町中を歩いていると、「730」と書かれた大きな石碑のある交差点に出会います。はじめて見る人は「いったい何の数字だろう」と不思議に思うかもしれません。
実はこの数字には、石垣島をふくむ沖縄全体の歴史が深くかかわっています。読み方や名前の由来を知ると、何気ない交差点が急に特別な場所に見えてくるから不思議です。
この記事では、730交差点の名前のひみつから、行き方やまわり方、楽しみ方、そしてまわりの見どころまで、はじめての人にもわかりやすくまとめました。
読み終わるころには、ここがただの交差点ではなく、ぜひ立ち寄ってみたい場所だと感じてもらえるはずです。旅の計画を立てるときの参考にしてみてください。

730交差点という名前を聞いても、すぐに意味がわかる人は少ないでしょう。じつは数字そのものに島の歩んできた歴史がこめられています。
ここでは数字のひみつや、どうしてこの名前がついたのか、そして今ものこる記念碑について、ひとつずつやさしく説明していきます。
「730」とは、1978年7月30日という日付をあらわした数字です。読み方は「ななさんまる」といいます。数字だけ見ると暗号のようですが、月日をならべただけなので、いわれを知ればすぐに覚えられます。
この日、石垣島をふくむ沖縄全体で、車が通る道のルールが大きく変わりました。1978年7月30日という日付を表したものがそのまま交差点の名前になっているのです。地元の人にとっては、忘れられない一日だったといわれています。
交差点には黒い石の記念碑があり、黒い石の中央には青い文字で「730」と刻まれています。両わきにはシーサーがすわっていて、これは沖縄の言葉で「ししまい」のししをあらわしています。
シーサーは島のあちこちで見かける守り神で、この場所にもよく合っています。数字だけでなく、こうした見た目もこの場所の見どころのひとつです。
この日に何があったかというと、車が通る側が右から左へと一気に切りかわったのです。今の日本では当たり前の左側通行ですが、当時の沖縄ではそうではありませんでした。
戦争のあと、沖縄はアメリカに治められていて、車はずっと右側を通っていました。その後、1978年7月30日に沖縄返還がされた際に右側通行から左側通行へと一斉に切り替わり、この日を記念して交差点を730交差点と呼ばれるようになりました。長いあいだ右側に慣れていた人たちにとっては、大きな出来事でした。
正しくは1978年7月30日午前6時、石垣島を含む沖縄県内の道路交通ルールが一斉に「左側通行」へと変わりました。たった一日で島じゅうの車が反対側を走るようになったのですから、当時の人たちの大変さが伝わってきます。事故を防ぐために、たくさんの人が知恵をしぼったといわれています。
この大きな変化を後世に伝えるために建てられたのが、730記念碑です。観光で訪れた人が、まず目を停めるのがこの石碑です。
これを記念し建てられた「730記念碑」は今現在も730交差点の一角で石垣島の人々を見守っています。石碑をよく見ると、おもしろいしかけがあります。ただ立っているだけの石ではなく、ちゃんと意味がこめられているのです。
石碑をよく見ると、道路の矢印が右から左に変わっています。これは通行する側が変わったことをあらわしたものです。
知らずに通りすぎてしまう人も多いので、ぜひ近くでじっくり見てみてください。今では日本最西端の交差点としても知られていて、ちょっとした記念の場所になっています。

730交差点は町の中心にあるので、空港からも港からも行きやすい場所です。どの方法でも大きく迷うことはありません。
ここでは空港からの行き方、離島ターミナルからの行き方、そして車で行くときの道順を、それぞれ分けて紹介します。
島の外から来る人の多くは、まず新石垣空港に降り立つでしょう。そこからはバスを使うのが便利です。バス乗り場は空港を出てすぐの場所にあります。
石垣空港から離島ターミナルへの直行バスと路線バスが運行されていて、直行バスの運行間隔は約30分、乗車時間は約30分です。直行バスのほうが早く着きます。荷物が多い人や、はやく町に着きたい人にはこちらが向いています。
一方で、路線バスは約15~20分間隔で便があり、約40分かかります。料金は直行バスが500円、路線バスが540円です。便の本数で選ぶなら路線バス、早さで選ぶなら直行バスがおすすめです。どちらも町の中心に着くので、そこから交差点まではすぐです。
竹富島や西表島めぐりとあわせて立ち寄る人も多い場所です。その場合は港から歩いてすぐです。船を降りたあとの待ち時間にも、ちょうどよい立ち寄り先になります。
730交差点は石垣島の中心地に位置する交差点で、ユーグレナ石垣港離島ターミナルから歩いて5分ほどのところにあります。荷物が多くなければ、散歩がてら歩いて向かえる近さです。途中にもお店がならんでいるので、歩いているだけで楽しめます。
道も簡単で、石垣島離島ターミナルを出て右手に3分ほど歩けばアクセスできます。港からほんの数分なので、船を待つあいだのちょっとした時間にも立ち寄れます。地図がなくても、にぎやかな通りを進めば自然とたどり着けるでしょう。
レンタカーで島をまわる人にも、730交差点は通り道になりやすい場所です。空港から車で向かう道順を見てみましょう。道はわかりやすく、運転に慣れていない人でも安心です。
新石垣空港を出て左折し390号線を南下します。宮良橋を越えてサザンゲート入り口を過ぎた先に730交差点があります。一本道に近いので、はじめての人でも迷いにくいでしょう。目印になる橋やゲートがあるので、それをたよりに進めます。
ただし気をつけたいのが、すぐそばに停められる場所がないことです。あとで詳しくふれますが、車で行くときは近くの有料駐車場を探すのがよいでしょう。街中なので、駐車場の数自体は多めです。

ここでは、訪れる前に知っておくと便利な基本の情報をまとめます。前もって知っておくと、当日慌てずにすみます。
ここでは、場所や住所・車を停める場所、そして見学にかかる時間やトイレのことまで、まとめて確認しておきましょう。
730交差点があるのは、石垣島の町の一番にぎやかなあたりです。住所もはっきりしているので、地図アプリでもすぐに見つかります。
スポットの住所は沖縄県石垣市美崎町3で、離島ターミナルから車で約1分というとても近い場所にあります。歩いても数分なので、車を使わなくても問題ありません。
730交差点は、石垣島の市街地中心部に位置する国内最西端の国道交差点です。まわりは町なかなので、ほかの場所へ向かうときの目印にもなります。「まずは730交差点に集合」と決めておくと、仲間とはぐれにくくなります。
車で行く人がいちばん気になるのが、停める場所のことでしょう。ここははっきりさせておきたいところです。せっかく着いてから困らないように、前もって知っておきましょう。
交差点のすぐそばには「駐車場なし」となっています。そのため、車で訪れる場合は近くにある有料の駐車場を使うことになります。交差点の前に車を停めることはできないので注意が必要です。
町の中心なので、すこし歩けばコインパーキングなどが見つかります。車を停めてから歩いて向かうつもりでいくと、慌てずにすむでしょう。買い物や食事もかねるなら、まとめてとめておくと便利です。
交差点を見るだけなら、そんなに長い時間はかかりません。立ち寄り方の目安を知っておくと予定が立てやすくなります。ほかの観光地とあわせてまわる計画も立てやすいです。
おさえておきたいのは、その場所自体には「トイレなし」という点です。トイレは近くのお店やターミナルですませておくと安心です。小さな子ども連れの場合は、とくに先にすませておきましょう。
一方で「お食事処あり」とあるように、まわりには食べられる場所がたくさんあります。記念碑を見て写真をとるだけならほんの10分ほど、食事もするなら一時間ほどみておくとよいでしょう。ゆっくりまわりを楽しむなら、もう少し時間をとっても損はありません。

ただ通り過ぎるだけではもったいないのが730交差点です。ちょっとした工夫で、思い出にのこる立ち寄り先になります。
ここでは写真のとり方や、はなれた場所からでも見られるライブカメラのこと、そして立ち寄るときのちょっとしたコツを紹介します。
730交差点といえば、なんといっても記念の写真です。あの大きな石碑が、いちばんの目印になります。旅のアルバムにぴったりの一枚がとれます。
730記念碑はフォトスポットとしても有名なので、記念撮影するのもおすすめです。「730」の文字とシーサーをいっしょに入れて撮ると、ここに来たことが一目で伝わる一枚になります。空の青さと石碑をあわせると、南の島らしい写真になるでしょう。
たくさんの人がこの記念碑をバックに、写真スポットとして楽しんでいます。ただし町なかの交差点なので、車に気をつけながら安全な場所から撮りましょう。信号や歩道のルールを守ることも忘れないでください。
この交差点は、その場に行かなくても様子を見ることができます。インターネットのライブカメラがあり、旅の前にのぞいてみると気分も高まります。
国道390号の起点となる730交差点の様子を撮影しているライブカメラです。これはYouTubeの「石垣島ライブカメラ配信中です」チャンネルで24時間公開されており、夜間の暗い時間帯でも見ることができます。今の天気やにぎわいぐあいを、家にいながら確かめられます。
さらに便利なことに、最大で12時間前まで映像を遡って再生したり、同じ映像を見ている人とチャットをすることが可能です。旅の前に今のようすをのぞいてみるのも楽しいでしょう。遠くにいても島とつながれる、うれしい仕組みです。
せっかく行くなら、写真だけでなく、まわりの雰囲気もあわせて楽しみたいところです。少し時間に余裕をもって出かけるのがおすすめです。
730交差点周辺は市街地の周辺のため、飲食店やお土産屋さんなどもたくさんあるので食事したり、ゆっくりリラックスすることができます。記念碑を見たあと、そのまま近くのお店をのぞくのがおすすめです。歩き疲れたら、カフェでひと休みするのもよいでしょう。
ここは離島ターミナルから程近く、繁華街のひらけた交差点なので、ここを起点に方向を確かめるのに役立ちます。街歩きのスタート地点にすると、一日を組み立てやすくなります。まよったときは、まずこの交差点に戻ってくると安心です。
730交差点のよいところは、それ自体だけでなく、まわりに見どころがそろっていることです。一か所で買い物も食事も島めぐりの準備もできてしまいます。
ここでは近くの商店街や、食事やお土産が買えるお店、そして離島めぐりへの行き方を紹介します。

交差点から歩いてすぐのところに、にぎやかな商店街があります。雨の日でも歩きやすい、屋根つきの通りです。天気を気にせず買い物を楽しめます。
交差点のまわりは周りには飲食店もたくさんあり、ユーグレナモールもすぐ近くです。ここは石垣島で一番にぎやかな買い物どころとして知られています。お菓子や工芸品など、島ならではの品がそろっています。
歩いているだけでも島の雰囲気が感じられる場所なので、730交差点とセットで周るのがおすすめです。お土産探しにもぴったりです。お店の人との会話も、旅の楽しい思い出になります。
おなかがすいたときも、この交差点のまわりなら心配いりません。食べる場所もお土産も、すぐに見つかります。選ぶのに困るほど、たくさんのお店があります。
「730交差点」は石垣島繁華街の中心部に位置し、周囲には観光客向けのホテル、居酒屋や飲食店、お土産屋さんなどが数多く存在しています。地元の味を出すお店もたくさんあります。夜になると、にぎやかな雰囲気も楽しめます。
すぐそばには石垣牛・島野菜を出すお店や焼肉店などが揃う施設もあり、島ならではの食事が楽しめます。食事も買い物も一か所ですませられるのがうれしいところです。お腹いっぱいになったら、また散歩に戻りましょう。
石垣島に来たら、近くの小さな島々もぜひ訪れたいところです。その出発点となる港が、すぐそばにあります。船に乗れば、違った景色が広がります。
730交差点から西方は石垣港離島ターミナルがあり、宿泊施設やお土産屋、飲食店、レンタカー屋さんなどがあります。ここから船に乗って島めぐりに出かけられます。出発前に必要なものをそろえるのにも便利です。
このターミナルからは石垣島離島ターミナルからは周辺離島へ行くことができるので、竹富島や西表島などへも向かえます。730交差点を島めぐりの入り口として使うと便利です。行き先を決めて、思いきり島の自然を楽しんでください。

730交差点は、ただの交差点ではなく、石垣島の歴史をつたえる場所です。「730」という数字は1978年7月30日をあらわし、車が右側通行から左側通行へと一気に変わった日を記念しています。
今も残る記念碑は人気のフォトスポットになっていて、矢印のしかけなど見どころもあります。いわれを知ってから訪れると、感じ方も変わってくるはずです。
場所は町の中心で、離島ターミナルから歩いて5分ほどとアクセスもよく、空港からはバスで向かえます。すぐそばにはユーグレナモールや飲食店、お土産屋さんがそろい、離島めぐりの港も近くにあります。買い物や食事、島めぐりの準備まで、ここを中心にまわるとスムーズです。
とくに歴史好きの人や、写真をたくさん撮りたい人には見のがせないスポットです。石垣島を訪れたら、街歩きの出発点として、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。一度立ち寄れば、石垣島の旅がより思い出深いものになるでしょう。
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