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世界自然遺産に登録された西表島には、大小あわせて100か所以上の滝があります。沖縄県で一番落差がある滝や、マングローブをカヌーで進んだ先にある秘境の滝など、本土では味わえない大自然が魅力です。
この記事では、西表島でおすすめの滝をはじめ、行き方やアクティビティ、ツアーの選び方まで、滝めぐりに必要な情報をまとめて紹介します。西表島の滝について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
目次

西表島の滝は、それぞれに違った魅力があります。
初心者でも行きやすい滝から上級者向けの秘境の滝まで、おすすめの10か所を紹介します。
ピナイサーラの滝は、落差約55メートルと沖縄県で最大の落差をほこる西表島で一番有名な滝です。「ピナイ」は髭、「サーラ」は垂れ下がったものという意味で、遠くから見ると白い髭が垂れ下がっているように見えます。
カヌーでマングローブ河川をクルージングしながら登り口に向かい、そこからジャングルをトレッキングして滝を目指します。滝つぼでは水遊びや飛びこみが楽しめ、さらにトレッキングを続ければ滝の上からの絶景を眺めることもできます。滝上からは周辺の離島や西表島の大自然を一望でき、その景色は感動すること間違いなしです。
半日ツアーと1日ツアーがあり、石垣島から日帰りでも参加できるため、初めて西表島を訪れる方にもおすすめです。
水落の滝は、船でしか行けない船浮エリアにある秘境の滝です。白浜港からカヌーで船浮湾を渡り、マングローブに囲まれた川を進んだ先にあります。
滝の規模は小さめですが、滝の周辺には直線的な岩層が広がり、まるで古代遺跡のような不思議な雰囲気が漂います。カヌーで滝の裏側を通ったり、滝に向かって突入したりと、ほかの滝ではできない遊び方ができるのが魅力です。滝つぼでは泳いだり飛びこんだりして、暑い日には最高の水遊びスポットになります。
半日ツアーで気軽に参加できるため、カヌー初心者や家族連れにも人気があります。西表島らしいワイルドな冒険気分を味わいたい方におすすめです。
ゲータの滝は、階段状に3段に分かれて流れる美しい滝です。1段目の滝の上に2段目、さらに3段目の滝がある珍しい構造で、人気バラエティ番組でも紹介されたことから注目を集めています。
片道30〜40分程度のリバートレッキングで1段目の滝に到着でき、大きなシダ植物やモダマのつるなど南国らしい植物を見ながら進みます。滝の近くまで寄れるので、マイナスイオンたっぷりの水しぶきを全身で感じられます。
さらに約10分登ると「奥ゲータの滝」があり、幾重にも重なった岩肌を流れる滝と、そこから見える海やジャングルの景色は西表島でもトップクラスの絶景です。半日ツアーや1日セットツアーで楽しめます。
ナーラの滝は、西表島の奥深い場所にある秘境の滝で、かつては「幻の滝」とも呼ばれていました。白浜港からカヌーで片道約7キロ、時間にして約2時間漕ぎ、そこからさらに30分ほど沢沿いを歩いた先に現れます。
滝の落差は約25メートルあり、滝つぼはとても広いので、熱くなった体をクールダウンするために泳ぐこともできます。往復4時間のカヌーと沢登りは体力が必要ですが、その分たどり着いたときの達成感は格別です。
本格的な探検ツアーを体験したい方、カヌー経験者、リピーターの方におすすめのチャレンジコースです。人も少なく静かに自然を満喫できます。
ユツンの滝は、3段になった滝と標高約250メートルの高台から見渡す絶景が魅力の滝です。カヌーには乗らず、トレッキングだけで片道約1時間半から2時間かけて目指します。
道中は、ジャングルらしい亜熱帯植物や大きな岩、苔むした幻想的な景色など、バラエティ豊かなコースを楽しめます。滝の落差は約30メートルあり、滝上まで登ることもできます。滝上からは、ジャングルからマングローブ林、干潟、サンゴ礁の海まで西表島の自然を一望できる絶景スポットです。
山登りが好きな方や体力に自信のある方におすすめで、滝上でのランチやコーヒータイムは最高のひとときになります。

西表島には空港がないため、滝に行くにはまず石垣島を経由する必要があります。ここでは、石垣島から西表島への移動手段や、滝ツアーへのアクセス方法について説明します。
西表島へは、石垣島の離島ターミナルから高速フェリーで向かいます。新石垣空港から離島ターミナルまでは路線バスで約30分です。
西表島には2つの港があり、目的の滝によって降りる港が変わります。北部の上原港へは約50分、東南部の大原港へは約45分で到着します。ピナイサーラの滝やゲータの滝など人気の滝は上原港が便利ですが、冬場は北風の影響で上原港が欠航することが多いため、その場合は大原港に振り替えになります。
フェリーのチケットは事前にオンラインで購入しておくと、当日はスマホを見せるだけでスムーズに乗船できます。繁忙期は行列ができることもあるため、事前購入がおすすめです。
西表島の滝はツアーに参加して行くのが一般的です。ほとんどのツアーでは、港や宿泊施設までの送迎がついているため、レンタカーがなくても参加できます。
ツアーの集合場所は、上原港や大原港のほか、各ツアー会社の事務所になることもあります。予約時に集合場所と時間を確認しておきましょう。送迎範囲は上原地区や大原地区など、エリアによって決まっているため、宿泊先を選ぶ際は送迎エリア内かどうかチェックしておくと安心です。
石垣島から日帰りで参加する場合は、フェリーの時間にあわせてツアーが組まれているので、予約時に往復の船の時刻も確認しておきましょう。
西表島の滝のほとんどはツアー参加が必須ですが、唯一個人でも行ける滝が2つあります。それがマリユドゥの滝とカンピレーの滝です。
この2つの滝は、浦内川の遊覧船に乗って軍艦岩で下船し、そこから整備された登山道を歩いて行けます。道案内やトイレも整備されているため、ガイドなしでも安全に楽しめます。マリユドゥの滝までは約25分、さらに15分歩けばカンピレーの滝に到着します。
遊覧船乗り場までは、上原港からバスで約16分、浦内川バス停で下車して徒歩2分です。レンタカーがなくても路線バスでアクセスできるため、気軽に訪れることができます。ただし、それ以外の滝は道が複雑で危険なため、必ずツアーに参加しましょう。

西表島の滝ツアーでは、滝を見るだけでなく、道中でさまざまなアクティビティを楽しめます。マングローブの中をカヌーで進んだり、ジャングルをトレッキングしたりと、西表島ならではの大自然を全身で体感できます。
西表島の滝ツアーで特に人気なのが、マングローブ河川をカヌーやSUPで進むアクティビティです。ピナイサーラの滝や水落の滝、ナーラの滝などは、カヌーやSUPで川を上流に向かって漕ぎながら滝を目指します。
マングローブに囲まれた川は静かで穏やかなため、初心者でも安心して漕ぐことができます。ツアーの最初にパドルの使い方をレクチャーしてくれるので、カヌーやSUPが初めての方も気軽に参加できます。
川の中では、西表島ならではの珍しい動植物に出会えることもあります。運が良ければ、イリオモテヤマネコの足跡やカニ、鳥類なども観察できます。マングローブクルージングと滝めぐりが一度に楽しめるのは、西表島ならではの魅力です。
カヌーで登り口に到着したあとは、ジャングルをトレッキングして滝を目指します。亜熱帯の植物が生い茂るジャングルの中を歩くのは、まさに冒険気分です。
ゲータの滝やユツンの滝では、川の中を歩くリバートレッキングを楽しめます。沢を歩きながら進むため、濡れることを前提とした服装で参加します。大きなシダ植物やモダマのつる、コケむした岩など、西表島ならではの景色を楽しみながら滝を目指せます。
トレッキング中は、ガイドが植物や生きものについて説明してくれるため、西表島の自然についても学べます。普段の生活では体験できない大自然の中を歩くことで、心身ともにリフレッシュできます。
西表島の滝の魅力は、滝を眺めるだけでなく滝つぼで遊べることです。特に夏場は、滝つぼで泳いだり、岩場から飛びこんだりと、水遊びを思いっきり楽しめます。
ピナイサーラの滝や水落の滝、ナーラの滝などは滝つぼが広く、泳ぐのに最適です。ライフジャケットを着用するため、泳ぎが苦手な方でも安心して楽しめます。滝のマイナスイオンをたっぷり浴びながら、冷たい清流に浸かる体験は格別です。
滝によっては滝の裏側に入れたり、滝に打たれたりできる場所もあります。ツアーによって楽しみ方が異なるため、予約時にどんな遊び方ができるか確認しておくとよいでしょう。
大見謝の滝では、キャニオニング(渓谷下り)を楽しめます。キャニオニングとは、川の流れに沿って渓谷を下っていくアクティビティで、天然のウォータースライダーや飛びこみポイントが多数あります。
頭からつま先まで全身濡れるため、雨が降っていても気にせず楽しめるのが魅力です。大見謝川は地形が素晴らしく、子どもから大人まで興奮すること間違いなしです。
暑い夏には最高のアクティビティで、スリル満点の川遊びを体験できます。キャニオニングとマングローブカヌーをセットにした1日ツアーも人気があり、西表島の川と海の両方を満喫できます。

西表島にはたくさんの滝ツアーがあるため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、自分にあったツアーを選ぶためのポイントを紹介します。
滝ツアーを選ぶときに一番大切なのが、自分の体力レベルにあった滝を選ぶことです。西表島の滝は、難易度が低い滝から上級者向けの滝まで幅広くあります。
体力に自信がない方や初心者の方は、クーラの滝や水落の滝など、片道20分から1時間程度で行ける滝がおすすめです。ピナイサーラの滝(滝つぼのみ)やゲータの滝も、比較的楽に行けるため人気があります。一方、ユツンの滝やナーラの滝、マヤグスクの滝は片道2時間以上かかるため、体力に自信のある方向けです。
滝ツアーには半日ツアーと1日ツアーがあります。半日ツアーは約2.5〜4時間、1日ツアーは約6〜7時間が目安です。
半日ツアーは、水落の滝やゲータの滝、ピナイサーラの滝(滝つぼのみ)など、比較的アクセスしやすい滝に行けます。時間に余裕がない方や、ほかの観光も楽しみたい方におすすめです。
1日ツアーは、ピナイサーラの滝の滝上まで行ったり、複数のアクティビティを組みあわせたセットツアーが楽しめます。ランチつきのツアーが多く、じっくり西表島の大自然を満喫したい方に最適です。
小さな子どもと一緒に参加する場合は、難易度が低く距離が短い滝を選びましょう。クーラの滝やサンガラの滝は、小学生から参加できるやさしいコースで、ファミリーにおすすめです。
また、個人で行けるマリユドゥの滝やカンピレーの滝は、遊覧船とトレッキングで行けるため、子ども連れでも安心です。道が整備されており、展望台から滝を眺めるスタイルなので、小さなお子さんでも楽しめます。初心者の方も、まずはこうした滝から挑戦してみるとよいでしょう。
西表島に宿泊せず、石垣島から日帰りでツアーに参加することも可能です。ピナイサーラの滝やゲータの滝、水落の滝などは、半日ツアーや1日ツアーで石垣島からの日帰り参加ができます。
ただし、フェリーの時間にあわせてツアーが組まれるため、朝早い出発や夕方の帰港になることが多いです。時間に余裕をもって計画を立てましょう。

西表島の滝ツアーに参加する前に、持ちものや服装、安全面について確認しておきましょう。しっかり準備することで、安心して大自然を楽しめます。
滝ツアーでは全身が濡れるため、濡れてもよい服装が必須です。水着の上にラッシュガードやTシャツ、短パンを着用するのが一般的です。足元はマリンシューズやスポーツサンダルなど、脱げにくく滑りにくい履きものを選びましょう。
持ちものは、タオル、着替え、日焼け止め、虫よけスプレー、飲みものなどです。貴重品はできるだけ持っていかないようにし、防水バッグに入れて持ち運びます。多くのツアーでは防水バッグをレンタルできるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
夏でも川の水は冷たいため、長時間水に入る場合はウェットスーツのレンタルをおすすめします。また、ヒルに吸われることがあるため、足首が隠れる服装だとより安心です。
西表島の滝のほとんどは、必ずツアーに参加する必要があります。ジャングルの中は道が複雑で、個人で行くと遭難する危険があるためです。
ガイドと一緒に行くことで、安全に滝を楽しめるだけでなく、西表島の動植物について詳しく学ぶこともできます。また、写真撮影もガイドがしてくれるツアーが多く、思い出をたくさん残せます。
ツアー中はガイドの指示に従い、無理な行動は避けましょう。体調が悪いときや天候が悪いときは、無理せずツアーをキャンセルすることも大切です。
西表島は亜熱帯気候のため、一年中滝ツアーを楽しめますが、季節によって楽しみ方が異なります。
夏(6月〜10月)は気温が高く、滝つぼで泳いだり飛びこんだりする水遊びが最高に気持ちよい季節です。暑さ対策として水分補給をしっかり行いましょう。
冬(11月〜3月)は気温が下がりますが、観光客が少なく静かに滝を楽しめます。水は冷たいため、ウェットスーツを着用するツアーが多いです。北風の影響で上原港が欠航することもあるため、予定に余裕をもつことをおすすめします。
春と秋は過ごしやすい気候で、トレッキングに最適なシーズンです。

西表島には、ピナイサーラの滝やゲータの滝、水落の滝など、魅力的な滝がたくさんあります。マングローブをカヌーで進んだり、ジャングルをトレッキングしたり、滝つぼで遊んだりと、西表島ならではのアクティビティを楽しめます。
滝ツアーを選ぶときは、自分の体力レベルや滞在時間にあわせて、最適な滝を選びましょう。ツアーに参加することで、安全に、そして充実した時間を過ごせます。
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