スタッフブログ
美しい海に囲まれた石垣島は、釣り好きにとってまさに楽園。サンゴ礁の広がる浅瀬ではカラフルな熱帯魚、沖の深場では大物との出会いも期待できます。
この記事では、石垣島の釣りを満喫するためのポイントを網羅的にご紹介します。
釣り初心者からベテランまで、誰でも安心して楽しめるよう、釣り場の種類・釣れる魚・おすすめの時期・必要な持ち物・注意点などを詳しく解説します。
目次
石垣島は、日本の中でもとくに自然が豊かで、海の美しさは格別。そんな環境だからこそ、釣りを目的に訪れる旅行者も多くいます。
ここでは、石垣島での釣りがなぜ特別なのか、その魅力を初心者にもわかりやすく紹介していきます。
石垣島の海には、南国ならではのカラフルで珍しい魚がたくさん生息しています。たとえば「グルクン（タカサゴ）」「ミーバイ（ハタ系）」「カスミアジ」「ツムブリ」などが代表的です。釣り好きにとっては聞きなじみのある魚種ですが、初心者が竿を出しても、こうした魚たちが意外と簡単に釣れてしまうのが石垣島のすごいところ。
また、潮の流れや海底の地形も釣りに最適で、岸からでも堤防からでも、十分な釣果が期待できます。特に防波堤釣りでは、小さなお子さんでも簡単に魚が釣れることもあり、家族連れにも人気です。
船に乗って沖に出れば、さらに大物も狙えるようになります。初心者はもちろん、上級者も夢中になれるのが石垣島の釣りの特徴といえるでしょう。
石垣島の釣りは、道具がなくても楽しめるのが大きな魅力です。多くの釣り体験ツアーでは、竿やリール、エサ、ライフジャケットなど、必要なものはすべて貸し出してくれます。中には、釣った魚をその場で調理してくれるプランもあるため、「釣ったことがないから不安」と感じる人にもハードルが低いのが特徴です。
特に最近は、インスタグラムやTikTokなどSNSをきっかけに、「ちょっとやってみたい」という観光客も増えています。そんな人たちでも気軽に挑戦できるよう、各ガイドサービスが丁寧にサポートしてくれる点も、石垣島の釣りが人気を集めている理由です。
釣りそのものだけでなく、ロケーションの美しさも石垣島の釣りが特別な理由の一つです。透明度の高い海は、竿を垂らしているだけでも癒されるような絶景が広がっています。
浅瀬にはサンゴ礁が広がり、晴れた日にはエメラルドグリーンの海が目の前に広がります。
また、夕暮れ時のサンセットフィッシングも格別。夕日が海に沈む時間帯に、のんびりと釣りを楽しむひとときは、まるで映画のワンシーンのようです。釣りに集中しながらも、南国リゾートならではの景色を全身で感じられるのは、石垣島ならではの贅沢な体験です。
石垣島には、初心者から上級者まで楽しめる釣りスポットがたくさんあります。アクセスの良い堤防やローカルな磯、船で行く沖釣りエリアなど、それぞれのスタイルにあわせて選べるのが魅力です。
ここでは、目的やレベルに応じた代表的な釣り場の特徴を紹介していきます。
初めて石垣島で釣りをする人におすすめなのが、防波堤釣りです。市街地から車で10分ほどの場所にもいくつかの堤防があり、アクセスが非常に便利です。
特に人気なのは「南ぬ浜町緑地公園（サザンゲートブリッジ下）」や「新川漁港」「石垣港」です。これらの場所は駐車場も整っており、観光の合間にふらっと立ち寄れる手軽さが魅力です。
足場が安定しているため、小さな子どもや女性も安心して釣りを楽しめます。釣れる魚はグルクンやベラ、タマン、ガーラなどで、初心者でもエサ釣りで簡単にヒットすることも多いです。釣具店で簡単なセットをレンタルして、そのまま釣り場へ直行できるので、事前準備の必要もほとんどありません。
少し慣れてきたら、ぜひ挑戦してほしいのが磯釣りです。石垣島には手つかずの自然が残る磯場がいくつもあり、まさに秘境といえるようなロケーションで釣りが楽しめます。
代表的なスポットは「平久保崎」「野底マーペー周辺」「川平湾近くの磯」などです。とくに早朝や夕方は大型魚が接岸することもあり、上級者にとってはワクワクが止まらないポイントです。
ただし、磯は足場が悪く、波もあるため、安全面には十分な注意が必要です。できればガイドと一緒に行くか、ベテランと同行するのがおすすめです。また、潮の満ち引きによって釣りができる時間帯が限られるため、下調べも必須です。
そのぶん、釣れたときの達成感や景色の美しさは別格。観光客でありながら、島の自然と一体になるような体験ができます。
「どうせなら本格的に釣りをしたい」「大物を狙いたい」という人には、船釣りが断然おすすめです。石垣島の周辺海域は、水深が急に深くなるポイントが多く、大型のロウニンアジ（GT）やシイラ、カンパチなどを狙えるスポットも点在しています。
船釣りには半日コースや1日コースがあり、地元の漁師さんや専属ガイドが案内してくれます。竿や仕掛けもすべて貸し出してくれるため、手ぶらでの参加も可能。中にはジギングやトローリングなど専門性の高い釣り方を体験できるプランもあり、釣り好きにとっては最高のアクティビティです。
また、船長がその日の潮の流れや魚の動きを把握してくれているため、釣果が安定しているのも魅力のひとつ。安全面も考慮されており、ライフジャケットの着用や釣り中のサポート体制も整っています。
初めて釣りに挑戦する人や、家族旅行・カップル旅など、目的に合ったプランを選びたい人には、釣り体験ツアーがおすすめです。ガイドがついて丁寧にサポートしてくれるため、知識や経験がなくても安心。
ここでは、石垣島で特に評価の高い、人気の釣り体験ツアーを5つご紹介します。
「ちょっと釣りをやってみたい」「子どもと一緒に楽しみたい」という人にぴったりなのが、2〜3時間ほどのショートプラン。竿やリール、エサなどの釣り道具はすべてセットになっていて、手ぶらで参加できるのが大きな魅力です。
人気のあるプランでは、防波堤や港周辺での釣りをメインにしており、海が穏やかなので安心感も抜群。ライフジャケットも貸してもらえるので、小さなお子さんも安全に参加できます。
実際に、釣った魚をバケツに入れて観察したり、一緒に写真を撮ったりと、釣り以外の楽しみもたくさん。初めて釣りを体験する方でも、楽しい思い出になること間違いなしです。
夕暮れの海でロマンチックなひとときを過ごせる「サンセットフィッシング」も人気急上昇中の体験プランです。夕方に出発し、夕日を眺めながらのんびり釣りを楽しむという贅沢な内容で、特にカップルや新婚旅行中のカップルから高評価を得ています。
海に沈む太陽を背景にしたシルエット写真や、釣れた魚を持ってのツーショットなど、思い出に残るシーンを演出できるのも魅力のひとつ。釣果を問わず、「非日常の体験」として満足度の高い時間が過ごせます。時間帯的にも、観光の合間に無理なく組み込みやすいのもポイントです。
釣りに少し慣れてきた人や、より充実した体験を求める人には、半日〜1日かけて楽しむガイド付きの本格プランがぴったりです。船に乗って沖に出るタイプや、磯釣りをサポートしてくれるタイプなど、目的に応じてさまざまなコースがあります。
こうしたプランでは、釣れる魚の種類も多く、大物がかかることもめずらしくありません。ガイドはその日の天候・潮の動きなどに合わせて、釣れるポイントへ案内してくれるため、釣果が出やすいのも特長です。
プランを選ぶ際は、事前に「釣り初心者歓迎」や「エサ釣りorルアー釣り対応」などの記載を確認しておくと安心。また、船酔いしやすい方は、出航時間が短めのコースを選ぶのがおすすめです。
石垣島の釣りツアーは、子ども連れでも安心して楽しめるように配慮されているのがポイントです。たとえば、ガイドが常に近くで見守ってくれたり、子ども用のライフジャケットが用意されていたりと、安全面に配慮されたプランが多くあります。
また、釣りだけでなく、生き物観察や海辺の探検もセットになっているプランもあり、飽きやすい小さな子でも楽しく過ごせます。釣れなくても楽しめる要素があるため、ファミリー旅行のアクティビティとしてとても人気です。
さらに、写真撮影サービス付きのツアーもあり、釣り中の様子をガイドが撮ってくれるので、旅の記録としても◎。お子さんの「初めての釣り体験」をしっかり思い出に残せます。
釣りツアーを選ぶ際には、以下のようなポイントを事前にチェックしておくと安心です。
・集合場所と時間：ホテル送迎があるかどうかも確認
・所要時間：観光とのスケジュール調整が必要
・対象年齢：小さな子どもでも参加できるか
・貸出アイテムの内容：ライフジャケットやクーラーボックスの有無
・天候による中止の判断基準：急な天気の変化に対応しているか
また、釣った魚を持ち帰れるか、調理してもらえるかどうかも事前にチェックしておくとより満足度が高まります。繁忙期は早めに予約が埋まってしまうこともあるので、旅程が決まったら早めの予約がおすすめです。
石垣島では1年を通してさまざまな魚が釣れますが、季節によって釣れる種類やポイントが大きく変わるのが特徴です。せっかく釣りを楽しむなら、その時期に合った魚を狙いたいもの。
ここでは、春〜冬までの主な魚種とベストシーズン、初心者にもおすすめの時期などを紹介します。
春から夏にかけては、石垣島の釣りがもっとも活気づくシーズン。特に4〜7月ごろは、グルクン（沖縄県の県魚）やミーバイ（ハタの仲間）といった南国らしいカラフルな魚がよく釣れます。これらの魚は引きも強く、釣り上げるときの手ごたえも抜群。初心者でも釣りやすいため、最初の体験にはぴったりです。
また、この時期は潮の動きも安定しやすく、天気も晴れる日が多いため、防波堤や港周辺でのんびりと釣りを楽しめる環境が整っています。ファミリーやカップルでの釣り体験に最適なシーズンといえるでしょう。
秋から冬にかけては、水温が少しずつ下がり始めるため、釣れる魚の種類も変わってきます。この時期に多く見られるのが、アジやカマスなどの回遊魚です。これらの魚は群れで移動しており、タイミングが合えば短時間でたくさん釣れることもあります。
特に10月〜12月は気候が穏やかで、釣りにはちょうどいい季節です。日差しも夏ほど強くなく、風も比較的おだやかなので、朝夕の時間帯を狙えばかなりの釣果が期待できます。ルアー釣りなどを楽しみたい人にとってはベストシーズンといえるでしょう。
石垣島には、季節に関係なく年中釣れる魚もいます。代表的なのは「ガーラ（メッキ・アジ系）」や「タマン（フエフキダイの仲間）」など。これらの魚は年を通して一定の釣果が見込めるため、シーズンオフがないのが嬉しいポイントです。
ただし、「釣れる魚はいるが、釣りやすいかどうか」は別の話。気温や天候、潮の満ち引きなど、条件がそろわないと釣果は安定しません。とくに台風シーズンの8〜9月は注意が必要です。海が荒れやすく、ツアーが中止になることもあるため、旅行計画を立てる際は天気予報も確認しておきましょう。
どの季節にもそれぞれの魅力があり、目的や狙いたい魚に応じて時期を選ぶのが、石垣島での釣りを最大限に楽しむコツです。
石垣島で釣りを楽しむには、美しい海や自然を存分に満喫するための「持ち物」と、安全かつ快適な釣行のための「注意点」を押さえておくことが大切です。
ここでは、初心者から経験者まで役立つアイテムや、釣りをする上で気をつけたいポイントをご紹介します。
まずは、石垣島で釣りをする際に持っておきたい基本的なアイテムを整理しておきましょう。
海釣りでは、釣りのスタイルによって必要な道具が異なります。
たとえば、
・防波堤釣りや港釣り：3〜4m程度の中型ロッドとスピニングリールでOK
・船釣り（遊漁船）：貸し竿が用意されていることも多いため、事前に確認をする
・ルアー釣りやショアジギング：専用のロッドやメタルジグなどを準備する
現地の釣具屋や遊漁船では、道具のレンタルサービスもあるため、手ぶらでもOKなケースもあります。
釣れた魚を鮮度よく持ち帰るためには、保冷用のクーラーボックスが必須です。
氷や保冷剤も忘れずに。観光客向けの民宿やホテルでは魚の下処理をお願いできる場合もあるので、持ち帰りを希望する場合は事前に相談しておきましょう。
石垣島の紫外線は想像以上に強烈です。
釣りに集中していると、気づかぬうちに肌が真っ赤に焼けていた…ということも。
・帽子（つばの広いものがおすすめ）
・サングラス（偏光レンズがあると水面が見やすい）
・ラッシュガードや長袖シャツ
・日焼け止めクリーム（ウォータープルーフ推奨）
・水分（1〜2リットル以上）
・塩飴などの熱中症対策
快適に釣りを楽しむためにも、体調管理に役立つグッズをしっかり準備しましょう。
魚の取り扱いや仕掛けの交換には、安全性とスムーズさを重視した道具が便利です。
・軍手やグローブ：魚のトゲや歯から手を守る
・フィッシュグリップ：直接魚に触れずに済む
・ハサミ：ラインを切るため
万が一の連絡手段として、携帯電話は常備しましょう。
水辺での使用が多くなるため、防水ケースやジップロックで保護するのがおすすめです。潮風によるダメージにも注意しましょう。
次に、石垣島ならではの釣り事情で「気をつけるべきポイント」を紹介します。
南国・石垣島の海は、急激な潮の変化や天候の変化が発生しやすいのが特徴です。
とくに台風の影響が出やすい夏〜秋は、釣行前日に風・波・潮位を確認することが重要です。
石垣市の海況情報や、現地の釣具屋のアドバイスも役立ちます。
石垣島では、港湾施設や私有地、自然保護エリアなど、釣りが禁止されている場所もあります。
看板などで確認し、ルールを守って釣りを楽しむことが、地域との良好な関係にもつながります。
岩場や堤防では足元が滑りやすく、サンダルやクロックスでは危険な場合もあります。
滑りにくいスニーカーやマリンシューズの着用を心がけましょう。
また、堤防やテトラポット上ではライフジャケットを装着するとより安全です。
釣り糸、ルアー、空き缶などを放置すると、海の生き物に害を与えるだけでなく、地域の釣り環境そのものが制限される原因になります。
ゴミは必ず持ち帰るのがマナー。エコバッグや小型のゴミ袋を携帯しましょう。
石垣島の釣りは、1年を通じて楽しめる魅力的なアクティビティですが、魚の活性や釣果に大きく関わる「時期」と「時間帯」を押さえることで、より充実した釣行になります。
ここでは、季節ごとの特徴や釣りに適した時間帯を解説し、初心者でも成功率を高められるよう詳しく紹介します。
春は、石垣島の海が徐々に暖かくなり、魚たちの活性が上がる季節です。特に3月から4月にかけては、グルクン（タカサゴ）やオジサン（ヒメジ類）、フエフキダイなどの人気魚がよく釣れるほか、アオリイカなどのエギングも楽しめる時期です。
また、春は台風や強風の影響を受けにくく、海が比較的穏やかなため、船釣り・磯釣り・堤防釣りのいずれでも快適に釣行できます。観光シーズンとも重なるため、釣りと観光を組み合わせたスケジュールにも最適です。
夏は、海水温が高まり、大型魚が岸近くまで回遊してくるシーズンです。GT（ジャイアントトレバリー）やカスミアジ、ミーバイ（ハタ類）などパワフルな魚がヒットしやすく、特にショアジギングやキャスティングには絶好の時期です。
一方で、6月〜10月は台風シーズンでもあるため、釣行予定日が近づいたら天気予報や波の高さをチェックすることが重要です。また、気温も非常に高くなるため、日中の釣りでは熱中症対策として帽子・水分・日焼け止めは必須アイテムとなります。
秋は、台風の影響が徐々に少なくなり、海況が安定してくるため、非常に釣りやすい季節です。魚の活性も高く、夏に比べて釣り人が少なくなる分、穴場スポットでのんびりと釣りができるのも魅力です。
特に秋は、グルクンやハタ類の釣果が安定し、初心者でも比較的容易に釣果を上げやすい時期といえます。夕まずめの時間帯は特に活性が高まりやすく、短時間で多くの魚を釣りたい方におすすめです。
冬の石垣島は、北風の影響で海が荒れやすく、船釣りや磯釣りにはやや不向きなシーズンです。ただし、防波堤や港内など風を避けられる場所では、メッキ（ギンガメアジの幼魚）や根魚（ハタ類、カサゴ類）などを狙ったライトゲームが楽しめます。
また、冬は観光客も少ないため、人気の釣りポイントが空いていることが多く、静かな環境でのんびりと釣りをしたい方にはぴったりです。気温も内地ほど下がらないため、防寒対策をしっかりすれば快適に過ごせます。
石垣島での釣果を左右するもう一つの重要なポイントが「時間帯」です。魚の活性が上がるのは、主に日の出前後（早朝）と日没前後（夕まずめ）で、このタイミングを狙って釣行するとヒット率が高くなります。
特に朝まずめは、夜の間に浅場に入ってきた魚たちが活発にエサを追うため、ルアーや餌への反応が良くなります。夕まずめも同様に魚が岸に寄ってくる時間帯で、短時間勝負で好釣果を上げることが可能です。
石垣島は、美しい自然と多彩な魚種に恵まれた釣りスポットの宝庫です。防波堤やビーチ、リーフ、船釣りといった様々なスタイルが選べるため、初心者から上級者まで幅広く楽しめるのが魅力です。釣れる魚も、グルクンやミーバイ、カスミアジ、タマンなど沖縄ならではの魚種が豊富で、釣り上げた際の感動もひとしおです。
釣行の際は、ライフジャケットや日焼け対策グッズなどの基本装備を忘れずに。特に夏場は熱中症への注意が必要で、こまめな水分補給が欠かせません。また、自然豊かな環境だからこそ、ゴミの持ち帰りや環境保全への意識も大切です。
ベストシーズンは春から秋にかけてで、早朝や夕暮れ時が狙い目です。潮の動きにも注目し、満潮や干潮のタイミングを活用すれば、より良い釣果に繋がるでしょう。この記事を参考に、ぜひ石垣島で心に残る釣り体験をお楽しみください。
ご予約はこちらからどうぞ
LINEで予約
080-4123-4280
Instagram
